便秘にお悩みの方必見!「便秘=さつまいも」は間違いです!

2020/11/12
  • 薬膳コーディネーターの資格を持つ2児の母。好きなことは韓国ドラマ、K-POP、ハンドメイドです。もっと見る>>

みなさん、こんにちは!
STYLEライターJUMIJUMIです。
本日は秋の味覚の代表『さつまいも』を徹底解剖!
この時期はお手頃に手に入るので
食べる機会も多いのではないでしょうか。
さて、そんなさつまいもと言えば
「便秘に効く!」という印象があると思います。
しかし薬膳の観点からすると
実はこれ、ちょっと違うんです!
便秘にお悩みの方必見の薬膳豆知識をお届けします。

まずは『さつまいも』がもつ薬膳効果を知ろう!

さつまいもを含む芋類は主に
『脾(ひ)』という消化機能を司る部分に作用します。
胃腸の働きを助けて食欲不振を改善したり、便通を促進します。
つまり「便秘に効果的」というのは事実ではあります。
さらにさつまいもはビタミンCも食物繊維も豊富なので
美肌づくりにも効果が期待できる女性にオススメの食材です!

「便秘=さつまいも」じゃないのは、便秘にだって色々あるから!

先ほど「さつまいもが便秘に効果的なのは事実」といいました。
ではなぜ「便秘=さつまいも」ではないのかというと
それは便秘にも色々なタイプがあるからです。
便秘になってしまう原因は人それぞれ違います!
そしてその原因によって合う食材・合わない食材があります。
なのでさつまいもが最適な便秘もあれば、
さつまいもが合わない便秘もある!ということです。

あなたの便秘は何タイプ?

では便秘にはどのようタイプがあるのか
そしてそのタイプにはどの食材が合うのか見ていきましょう!

〇体力不足タイプ
疲れていてパワーが足りずに便を排出できないのが原因です。
このタイプにはさつまいもや里芋がオススメです。

〇ストレスタイプ
仕事のストレスやイライラ、
緊張やプレッシャーなど精神的なものが原因です。
旅行中に便秘になる人や
家のトイレ以外では出ないという人も当てはまります。
このタイプには大根が合うとされています。

〇冷え性タイプ
慢性的な冷え性やお腹が冷えていることが原因のタイプです。
冷えていることで内臓の動きが悪くなり排出が困難になります。
このタイプはくるみでお腹を温めるのがオススメです。

〇暑がりタイプ
体内に熱がこもりやすい体質の人に多いです。
体内の水分が足りず便が乾燥したり
滑らかに進んでくれないのが原因です。
このタイプはバナナやアロエが合うといわれています。

便秘でお悩みのみなさん、
ご自身はどのタイプに当てはまるでしょうか?
さつまいもだけが便秘に効く訳ではありません。
タイプに合った食材を意識的に摂ることで
長年苦しんだ便秘の解消につながるかもしれませんね!

◆この記事を書いたのは・・JUMIJUMI(じゅみじゅみ)
薬膳コーディネーター。
障害のある娘の体調管理に役立てるため資格を取得。
家庭で簡単に取り入れられる薬膳料理やライフスタイルを提案。
好きなことはK-POPや韓国ドラマ、ラタンハンドクラフト。

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