予定外の引っ越しを決意!我が家が10年住んだマイホームを売った理由!

2022/05/02
  • 薬膳コーディネーターの資格を持つ2児の母。好きなことは韓国ドラマ、K-POP、ハンドメイドです。もっと見る>>

皆さん、こんにちは!STYLEライターJUMIJUMIです。
この春、我が家は引っ越しをしました。元々住んでいた家は10年前に購入した言わばマイホーム。
転勤などの仕方のない理由ではないのに、我が家がマイホームを売り新居に引っ越したのはなぜだと思いますか?
今回は住まい・暮らしについての我が家の決意をご紹介します。

生涯住むはずだったマイホームを手放すことになったきっかけは…

我が家は10年前、長女がまだ0歳の時にマイホームを購入しました。都内のマンションです。
子供がもう1人増えても大丈夫な間取りで、駅・学校・スーパーマーケット・病院などの施設も徒歩圏内にあるような立地のいい場所を選びました。
とても暮らしやすい環境で、6年前に長男が生まれた後も特別な不自由のない生活をしていました。この先もずっとここで暮らしていくことに何の疑問も抱いていませんでした。

ではなぜ引っ越しを選んだのでしょうか?その大きな理由は新型コロナウィルスです。
コロナの感染が広がり、夫の半永久的な在宅ワークが決まったのです。まさか夫がずっと家にいる生活がやってくるなんて!本当に予想外の出来事です!

夫の仕事はオンライン会議が多いので、リビングでは仕事ができません。さらに私や子供たちとは生活時間が全く合いません。
長女は小6・長男は小1。そろそろ1人ずつの部屋があってもいいかなというタイミングで、夫の仕事部屋が必要な状況となってしまいました。

だからって簡単には引っ越せませんよ!

夫の在宅生活が始まってからは、みんなで寝ている寝室の隅に無理やり机を置いて仕事スペースを確保しましたが、やはり色々な不自由が生じて私のストレスも増大!
だからと言ってそう簡単に引っ越せるものではありません!
子供のためにも学区域を変えたくないですし、両親も近くに住んでいるこの便利な立地環境から極力離れたくありません。この10年で積み重ねてきた色々なことを簡単には覆せません。

そもそも生涯暮らしていくと思って人生最大の買物をしたのに、そんなマイホームから離れるという考えが私にはあまりピンと来ませんでした。
子供たちが巣立った後の老後の住替えならまだしも、今すべきことなのか?という疑問が生じました。

売るの?売ってマイホームをまた買うの?そもそも売れるかな?10年経ってるし損するに決まってるよね…
それとも貸す?貸すとしてもどうやって管理するの?誰かに貸すとなればダブルローンってこと?それは無理だよね…
次々と浮かぶ疑問。私には現実味のない話のように思えていました。

夫の一言で変わった、住まいへの考え方!

私自身引っ越したいと切に願っていたものの、勇気を持てずにいたのが正直なところです。着なくなった洋服をフリマに出すのとは違いますから…。

しかしそんな時、夫からはこんな事を言われました。
「確かに規模の大きな話で経験のないことだから恐いけど。でも生活は変わっていくもの。マイホーム=一生住む場所とは限らない。万が一損をしたとしても、家族が心地よく過ごせる生活環境を整えるためなら必要ではないか。」

私はその言葉で「マイホーム」に固執していた私の考え方も変わりました。
色々なリスクはあるかもしれないけれど、マイホームだからと言って一生住まなければいけないと決めつける必要はありません。
無理に作り上げたストレスの生じる環境で住み続けることにメリットはなく、夫がきちんと仕事に打ち込めて私や子供たちが心地よく過ごすために、より良い環境を求めて住まいを移すことは必要だと決心することができたのです。

実際に引っ越してみてどうだったかというと?

結局10年住んだマイホームは売却しました。
そして今までよりは少しだけ不便な位置にはなりましたが、運よく子供たちの学区域や生活環境を大きく変えることない場所に良い物件が見つかり、新たな住まいとなりました。

初めての家の売却活動には苦労しましたし、子供2人が成長し荷物が増えてからの引っ越しは大変でしたが、夫が仕事に集中できる部屋と、私や子供たちも夫の仕事に気を遣うことなく過ごせる環境ができました。
今まで抱えてきたストレスがすっかり消えて、快適な新生活を送れています!引っ越しを決断したことは正解だったと思います。


生きていく上でベースとなる毎日の暮らしが居心地の良いものであることは、とても重要なこと。
家族がストレスなく笑顔で過ごせる家庭環境を築くことの大切さを再確認できた大きな出来事となりました。


◇この記事を書いたのは:JUMIJUMI
●ハンドメイドラタン雑貨のネットショップを運営
●韓国留学経験を活かし、韓国ドラマの解説や韓国アイテムを紹介
●薬膳フードデザイナーとして家庭で簡単に取り入れられるような薬膳料理やライフスタイルを提案。障害のある娘の体調管理に活かすため資格取得。

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