主役は子供だけじゃない!『私が輝く時間』がくれた新しい自分・新しい幸せ!
皆さん、こんにちは!STYLEライターJUMIJUMIです。
私は先日37歳の誕生日を迎えました。そして37歳になってあるチャレンジをしました。私にとってはとても勇気のいることでしたが、そのおかげで新たな自分に出会い、今まで感じてきたものとは違う新たな幸せを見つけることができました。
それは「自分が輝く時間」を持ったことが大きなきっかけでした。
ずっと憧れていたダンスを始めたのが第一歩!
私は昔からダンスが踊れる人に憧れを感じていました。高校時代にダンス部に入ろうか迷いましたが、結局ずっと続けていたバスケ部に入りました。その選択に後悔はありませんが、大人になってもダンスへの憧れはずっと消えることがありませんでした。
育児が少し落ち着いた頃、健康のためにも何か始めようと思い、漠然とした「主婦の習い事といえばヨガ」というイメージでヨガスタジオに入りました。しかしじっとしていられない私の性分とは合わず…。「私は動いて汗をかきたいんだ!ダンスしかない!」と悟りました。
そして日中の子供のいない時間に通えるダンス教室を探し出し、勇気を出して入会しました。「30代後半でダンスを始めたところで踊れるだろうか?」という不安や気恥ずかしさも当然ありました。
私がステージに!?クラスメイトの誘いで発表会に出ることに!
好きな音楽に合わせて体を動かしストレス発散もできて、少しずつ上達している実感もあり、ダンスに通うことは私の大きな楽しみになっていました。
そんなある日、発表会があるという知らせが。参加は希望制なので私には関係ないと思っていましたが、クラスメイトが「一緒に出ませんか?」と声を掛けてくれました。私は咄嗟に「子供がいるので…」とその場で断ってしまいました。
でもよく考えてみたら、子供がいるから発表会に出られないという理由はありません。本番は休日なので夫に子供達を見てもらうこともできるのだから。
母親になってからは自然と「子供が主役」になっていて、子供達の発表会を見る機会は山ほどあっても、自分が発表会に出る側になるという考えは1ミリもありませんでした。誰かにそう言われた訳でもないのに、なぜか自分が主役になることをいけないことのように思っていました。なので「え?私お母さんなのに出ていいの?」と疑問に感じてしまったのです。
そして私は自問自答を繰り返し、本当は発表会にチャレンジしたい自分がいることに気付きました。「子供を言い訳にするのは間違っている」そう感じ、クラスメイトに「やっぱり一緒に出たいです!」と告げました。
発表会に出る!そう決意して私が得たもの。
●世代を超えた友人ができた!
一緒に発表会に参加したメンバーは7人。私以外にもう1人、子供のいる方がいますが、その他は20歳になったばかりの子から20代後半!ダンスを始めなければ出会うこともできなかった、私からすると娘とも言えるぐらい歳の離れた可愛い友人がたくさんできました。
歳が離れていても「この音楽いいね」とか「今度この曲の振付マネしたいね」とかダンスという共通点から会話も広がり、一緒に練習を重ねながら仲が深まっていきました。
●もっと良い自分に!意識が急上昇!
発表会が近づくにつれて、人前で踊る以上は今より少しでも良くなりたいという意識が非常に高まりました。家事や育児の間に振付の練習をしながら、寝る前に筋トレをしたり、間食を控えて体重管理をしたり、前向きな気持ちで頑張ることができました。
また適当だった肌のお手入れにも気を遣ったり、本番用のメイクを研究したり、数年眠っていたネイルをしてみたり、疎かった美容に対する意識が自分でも驚くほど変わりました。
●予想以上の最高な思い出に!
何十回も一緒に踊ってきたメンバーと心を一つに、本番では今までの練習の成果を出すことができました。私は歳を重ねて神経が太くなったのか、あまり緊張せずにとにかく楽しく踊ることができました。拍手してくれているお客さんの姿など、ステージ上から見た景色は私が今まで知らなかった世界。忘れられない最高の思い出になりそうです。
本番終了後は「終わっちゃって寂しい」「みんなと踊れて良かった」「またみんなと出たい!」と、愛情が溢れて。大昔に忘れ去っていた青春を、私もまた感じさせてもらうことができました。
●家族の存在に感謝
私のチャレンジを応援し協力してくれた家族にも心から感謝しています。私が練習をしていると子供達も一緒に踊ってくれたり、「ママかっこいー!」と褒めてくれました。
今回はコロナ禍ということもあり、発表会を子供達に見せることができませんでしたが、いつか子供達にもステージで踊る姿を見せられたらいいなと思います。
「好きなことを一生懸命楽しむことが自分を輝かせることにつながる」と、私の姿を通して子供達にも少し伝わったのではないかと思います。
いつしか主役になることを忘れたお母さん達へ。
私もそうだったように、いつからか「子供が主役」なのが当たり前で、自分が輝くことをダメなことと考えていませんか?
私は今回の経験を通して、自分が輝く時間を持つことがどんなに大切か、そしてそれによってもたらされる物は良いことばかりだと、実感することができました。
どうか輝くことを恐れないで。何かにチャレンジすることに悩んでいる方がいたら、この言葉が届いて欲しいと思います。
◇この記事を書いたのは:JUMIJUMI
●ハンドメイドラタン雑貨のネットショップを運営
●韓国留学経験を活かし、韓国ドラマの解説や韓国アイテムを紹介
●薬膳フードデザイナーとして家庭で簡単に取り入れられるような薬膳料理やライフスタイルを提案。障害のある娘の体調管理に活かすため資格取得。