息子がコロナ感染か!?我が家初のPCR検査体験実録とそこから学んだこと

2021/10/05
  • 薬膳コーディネーターの資格を持つ2児の母。好きなことは韓国ドラマ、K-POP、ハンドメイドです。もっと見る>>

皆さん、こんにちは!STYLEライターJUMIJUMIです。私は東京在住で夫・小5の長女・年長の息子と暮らしています。
先日息子(5歳)にコロナ感染の疑いがかかり、我が家では初めてとなるPCR検査を経験しました。しかし検査に辿り着くまでが想像以上に大変で、その間は生きた心地がしませんでした。
感染者数も減り緊急事態宣言も解除されますが、まだこの先感染しないとは限りませんので、我が家の体験談を残しておきたいと思います。

コロナ感染の疑いがかかるまで。

息子は幼稚園に通っています。9月前半は休園要請がかかっていたため自宅で過ごしていて、13日から通常登園となりました。
1週間元気に通っていましたが18日(土)になり咳をし始め、20日(月)夜には咳がひどく夜も眠れないほどに悪化。さらに胸がヒューヒューと音を立て、明らかに呼吸器系に問題が起きているような状況でした。熱はありませんでした。
息子以外の家族に異常はありません。ですが子供への感染が広まっていると言われていた時期ですし、症状からみて「コロナかもしれない?」という不安が込み上げてきました。

21日(火)の朝になりかかりつけの小児科に電話をしました。症状を説明し「診察に行ってもいいですか?」と尋ねると「ちょっと待ってください」となりました…
「指定の時間に来てもらい、病院の外でPCR検査を受けてもらいます。結果は金曜日になるので(翌日水曜が小児科の元々の休診日・木曜は祝日のため)、それまでは家族全員自宅待機になります」というものでした。

さぁ、困りました。というのも私は翌日の水曜にワクチン接種の予約をしていたのです。ようやく取れたワクチン予約をキャンセルしなければいけないのか。他に方法はないものか。難しい選択を迫られました。

ポイントは「子供であること」

かかりつけの小児科でのPCR検査は最終手段ということにして、すぐにPCR検査を受けられる他の病院に当たってみることにしました。
自宅から行ける範囲ですぐに検査を受けられる病院は何軒か把握していたので電話してみたところ、「小児科がないため」「小児科が休診日のため」などの理由から断られてしまいました。

そう、ここが落とし穴だったのです!
PCR検査が受けられる病院があっても、全ての病院が子供から大人まで受け入れてくれるとは限らないということです。「万が一の時はここに行けばいい!」という情報に自信を持っていた私は、絶望の淵に追いやられました。

PCR検査から結果が出るまで。

何軒か電話をした結果、子供でもすぐに検査を受けられる病院が見つかり、大急ぎで息子を連れて向かいました。そうしている間も苦しそうにしている息子。早く診察に行きたいだけなのに、それすらままならないことに私は焦りと恐怖を感じていました。
病院の駐車場に作られたプレハブ小屋がPCR検査場。私たちの他にも子供からお年寄りまで幅広い世代の人が検査を受けに来ていました。

午前10時。順番になり検査場の中に入ると透明のアクリル壁で仕切られた空間があり、奥には防護服を着た看護師さんがいました。アクリル壁には腕が通る程度の穴が空いていて、その前に息子を座らせると、看護師さんが腕だけを出して検査をしてくれました。長い綿棒を鼻の奥に入れて粘液を採取する検査です。
検査自体はものの1分程度。結果は夕方までに出てメールで連絡をくれるということでした。

帰宅してから結果の連絡が来るまで、家族全員完全隔離です。でもそんなことよりも「もし本当にコロナだったらどうしよう?」「病院に行けない間にもっと症状が悪化したらどうしよう?」という不安で、時間が経つのが非常に遅く感じました。

午後3時半になり結果のメールが来ました。
結果は「陰性」!!
家族みんなホッと一安心です。もう一度かかりつけの小児科に連絡し、陰性だったことを伝え、ようやく診察に向かうことができました。
診察の結果、気管支炎ではないかということで薬をもらい帰宅。薬を飲み始めると、翌日から徐々に症状が良くなりました。

今回の体験から学んだこと

今回は翌日に私のワクチン接種予約が入っていたことや祝日の多い週だったことなど、タイミングが悪い状況でした。それがなければここまでピンチになることはなかったかと思います。
しかし10月に入った今現在は感染者数も大幅に減りましたが、またいつぶり返すかはわかりません。状況が落ち着いている今だからこそやるべきことがあると、私は今回の経験から学びました。

まずはもう一度、周辺病院の情報をチェックしておくこと。
以前に調べていたとしても、最新情報を把握しておけるよう定期的にチェックしておくのが大事だと思います。

次にその情報が大人に対しても子供に対しても同じものであるのかを知っておく必要があります。
私が経験したように「PCR検査できます」が全世代に対するものではない場合もあります。一刻も早く検査を受けたいときに困ることのないように、「大人の場合はこの病院・子供の場合はこの病院」「子供が受けるなら◯曜日」などと分けて把握しておくと安心かもしれません。

そして結果が出るまでにどれぐらいの時間がかかるのか。
これも確認できるのであれば知っておくと便利だと思います。翌日に結果が出るのか、数時間後に結果が出るのかでは、他の家族や予定への影響が大きく変わってきます。


「コロナ禍であること、緊急事態であること」を改めて感じた経験となりました。この経験談がどこかで誰かの役に立てば良いなと思います。


◇この記事を書いたのは:JUMIJUMI
●ハンドメイドラタン雑貨のネットショップを運営
●韓国留学経験を活かし、韓国ドラマの解説や韓国アイテムを紹介
●薬膳フードデザイナーとして家庭で簡単に取り入れられるような薬膳料理やライフスタイルを提案。障害のある娘の体調管理に活かすため資格取得。

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