自分でも驚くほど玄関掃除をマメにできるようになった方法

2020/10/26
  • 整理収納アドバイザー。ご家庭と企業の整理収納と資格講座の認定講師をしております。書類整理も得意です。もっと見る>>

こんにちは。
札幌に住む整理収納アドバイザー渡部夏代です。
やりたくなる片づけ。
毎日の片づけを楽しく続けるためにできることをいつも考えております。

今回は片づけと関係の深い掃除についてです。

掃除をかんたんにラクにするために使い捨てのウエスを利用

家のことでけっこうなボリュームを占めるのが掃除です。
家を使うと必ず汚れが発生します。
毎日の掃除はできるだけ簡単なほうがラクです。
私が暮らしのローテーションとして組み込んでいる使い捨てウエスの利用方法をご紹介します。

掃除の時に使う雑巾

札幌 整理収納アドバイザー渡部夏代
お疲れ様のシーツ

汚れには段階があります。
簡易な汚れならサッと洗うことができますが、酷い汚れや土汚れは一度拭いただけで固形の汚れが雑巾に付着してしまいます。
それを拭くたびに何回も洗うとなると手間がかかります。
汚れの種類によっては洗面所で洗うことを躊躇してしまうこともあります。

・玄関のたたき
・窓のサッシ
・トイレ

これらの場所には、シーツをカットして作った使い捨てのウエスがとても便利です。

カットする

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入れ物の大きさに合わせてたたむとしっくり収まります

使わなくなったシーツやタオル、Tシャツなどを適当な大きさにカットします。
カットする大きさは自分の使いやすいサイズにします。
私は20~25cm四方くらいの大きさかな?大き過ぎず小さ過ぎずというざっくりした感覚です。
あまりこだわりすぎると面倒になるので、切り口が多少曲がっていても気にしません。

保管方法と使うシーン

札幌 整理収納アドバイザー渡部夏代
洗面所に指定位置を作ります

折る時だけボロボロが見えないように向きを揃えます。
入れておく専用の場所は、洗面所とトイレの2か所。

玄関のたたきや窓のサッシなどは水拭きなので、濡らして絞るために洗面所にあるのが便利です。
トイレはトイレ用の洗剤を噴射して拭き取る時に使いますので、トイレだけで完結するように設置します。
衛生上の観点から、捨てる時のビニール袋も一緒セットして使うたびに密閉しておきます。
そして次のゴミの日に出します。
その他にも台所で油や醤油をこぼしてしまった時など、布巾を使う前の吸い取り用としても使いますが、頻度は高くないので台所には置いていません。

メリットとデメリット

シーツを使い捨てウエスにするやり方を取り入れ始めてからもう20年以上経ちます。
その中で、感じている良い点と欠点を述べます。

使い捨てウエスのメリット

札幌 整理収納アドバイザー渡部夏代
拭き取ったらそのまま捨てることができます

☑洗う必要がない。
☑罪悪感なくじゃんじゃん使うことができる。
☑すでにシーツやタオルといった元々の役目をしっかり果たしてくれたモノを最後にもう一度活躍させるという満足感。

使い捨てウエスのデメリット

☑カットに時間がかかる、めんどう。
☑シーツは手で破くこともできるが、いずれにしてもある程度ゴミと布埃が出る。
☑専用の保管場所が必要。

私のおすすめポイントと実感した効果

利点・欠点を踏まえた上で、自分にとって負担のない方法を選べば良いと思います。
おすすめは一度に大量のウエスを作らないようにすることです。
シーツを何枚も溜め込んで、一気にカットしようとすると確実に嫌になります。
古くなったシーツ1枚あったら、その1枚だけカットします。
自分の場合はシーツ1枚で64枚くらいにしますので、1日2枚使っても1か月持つ計算です。
大量にウエスを作ってしまうと置き場所にも困りますので、適度な量を回しましょう。

私は、使い捨てウエスでいつも気持ちの良い玄関にすることができました!
この方法を取り入れてから、掃除をマメにするようになったんです。
今までは玄関のたたきは泥や砂汚れなので、どうしても億劫でした。
しかし拭いた布はそのまま捨てれば良いという手軽さはとても気が楽になります。
同時に靴の裏も拭くようになりましたし、そうすると靴の出しっぱなしも起こらなくなります。
すっきりしてじゃりじゃりしていない玄関というのはとても気持ちが良いものです。

この記事を書いたのは・・

札幌 整理収納アドバイザー渡部夏代

札幌 整理収納アドバイザー渡部夏代

子どもの頃から片づけが好きでした。
自分の部屋の模様替えを何度も行った子ども時代を過ごしました。
大人になって家庭を持つようになってからも片づけ好きは変わらず。
子育てしながら、だんだんと増えていくモノとどう向き合っていくか試行錯誤を繰り返しました。
整理収納アドバイザーという資格があることを知り、「まさに自分のためにある資格だ!」と飛びついて資格を取得し、現在に至ります。

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