その考えは「ダサい」かも!? 昭和も平成も終わって今は令和の時代

2021/06/06
  • 整理収納アドバイザー。ご家庭と企業の整理収納と資格講座の認定講師をしております。書類整理も得意です。もっと見る>>

こんにちは。
札幌に住む整理収納アドバイザー渡部夏代です。
やりたくなる片づけ。
毎日の片づけを楽しく続けるためにできることをいつも考えております。

よく聞くフレーズ「今はもう令和の時代ですよ?」

漫画などのひとこまに、古臭い考え方に対してこんな風に返されるという場面があります。
思わず、ニヤっと笑ってしまうこのフレーズ。
確かに昭和から平成、令和と移り変わるとともに世の中が目まぐるしく変化しています。

モノの多さが豊かさの象徴というのは、もはや昭和の過去の遺物

モノがたくさんある≠豊かさの象徴

昭和の後半はモノがたくさんあるほど幸せという価値観があったように思います。
同じ服を何回も着るのはかっこ悪い、ブランド品じゃないとダサい、というのもありました。
結婚式もお色直しを3回するというのは普通でした。

それらの時代を否定しませんし、今もそういう価値観の人もいると思います。
ただ、今は主流じゃなくなったなと感じます。

モノを上手にたくさん収納するのが暮らし上手?

たくさんしまう≠暮らし上手

「100着ハンガー掛けできる丈夫なブティックハンガー」
「15cmの空間に置ける隙間収納家具」
「大容量の引き出しがついたベッド下収納」

大量のモノを収めるための便利な収納用品が次々と発売されます。
便利かもしれませんが、その前に今一度考える必要があります。
それは、「そもそも、そんなに持つ必要があるのか?」ということです。
家族が多いとか、趣味が多いとか、モノが多い理由はいろいろあります。
しかし、限られた空間にたくさん収めるには限界があります。
詰め込みすぎると、空間が圧迫されて居心地の悪い部屋になってしまいます。
今一度、空間に合ったモノの量を知ることが大切です。

暮らしは変わる

日々の暮らしも変わります。生活の仕方も変わりますし、年齢も変わります。
好みや価値観も変わります。
それに伴い、モノも、持ち方も、使い方も変化します。
古い考えに囚われたままカチコチの価値観で取り残されないよう、変化に上手に対応しながら暮らしていきたいものです。

この記事を書いたのは・・

札幌 整理収納アドバイザー渡部夏代

子どもの頃から片づけが好きでした。
自分の部屋の模様替えを何度も行った子ども時代を過ごしました。
大人になって家庭を持つようになってからも片づけ好きは変わらず。
子育てしながら、だんだんと増えていくモノとどう向き合っていくか試行錯誤を繰り返しました。
整理収納アドバイザーという資格があることを知り、「まさに自分のためにある資格だ!」と飛びついて資格を取得し、現在に至ります。

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