片づけコンサルタントが現場で見た『手放しても後悔しない思い出品5選』
こんまり流(R)片づけコンサルタントでサンキュ!STYLEライターの石川ひとみです。
築年数の経った集合住宅で、2人の男の子を育てながら、家族それぞれがときめきを感じられる暮らしを目指しています。「ときめく暮らし」をテーマに、こんまりメソッドでの片づけや日々の暮らしについて発信しています。
片づけの一番最後のカテゴリー『思い出品』片づけの際に、もう手に入らないものだったりすると手放しにくくなりなりませんか?
今回は、片づけレッスンの現場で見た、手放しても後悔しないもの5選をお届けします。
①何枚もの同じ写真
同じ写真を残していることありませんか?少しづつ表情や風景が違うので、なんとなく持っていることが多いですが、何枚も持つよりも、その中でもときめく一枚を残しましょう。
②悲しい思い出や嫌な感情を思い出すもの
思い出品を残す理由は、そのものを見たときに、あの時楽しかったな!幸せだったな!を思い出すためのものです。
嫌な気持ちになるものや悲しくなるものは手放しても大丈夫です。
③実家に置いておこうと思うようなもの
実家に置いてしまうと、帰省の際にしか見る機会はありません。毎回見たいと思うものでなければ実家に避難はせず、潔く手放しましょう。
④残しておかないといけないと義務感で所有しているもの
誰かに『これ残しておきなよ』と言われたものでも、自分がときめかないものは手放しても大丈夫です。自分が心からときめくモノを残すのが大切です。
思い出品は自分を幸せにしてくれるものを残しましょう。
空間は過去の自分ではなく、未来の自分のために使うことが大切です。
そのため、そのモノを残すことで自分が幸せになれる、ときめくものを残すことがオススメです。
⑤ときめかないもの
思い品の片づけは、こんまりメソッドでは『一番最後』に片づけるカテゴリーです。
それまで、何度もときめきでものを選んでいるため、『ときめき感度』はかなり高くなっています。
そのため、ものを持った際に『ときめく』『ときめかない』の判断ができるようになっています。
思い出品を持った際に『ときめかない』と思うものは手放しても大丈夫です。
自分のときめき感度を信用しましょう!
思い出品の片づけのタイミングとは?
思い出品は、思いの詰まったものなので、じっくりと向き合うことをおすすめしています。
小物カテゴリーまで終わらせた後であれば、ご自身のタイミングで始めて大丈夫です。
遺品などは特にご自身の中で納得のいった時期がおすすめです。
そして、見返した時に温かい気持ちになれる、嬉しい気持ちになれるものを残しましょう。
そのモノを見るだけで、苦しかった時の思い出が蘇るようなものは、手放しても問題ありません。
思い出品は、希少性が高く、手放したらなかなか手に入らないものも多いので慎重になりますが、
1、衣類→2、本類→3、書類→4、小物→5、思い出品
の順番で片づけていくとどんなものにときめいて、どんなものにときめかないかがわかるようになります。
思い出品の片づけの際には、自分のときめきが明確になるので、楽しみながらときめきチェックができるようになっていると思います。
ぜひ片づけの最後のカテゴリーを楽しみながら進めてみてください。