ペンとコーヒーの入った白紙

片付けはマインドが9割!片づけを成功させるために大切なこととは?

2024/05/30
  • お悩みに寄り添ったお片づけが得意なこんまり®︎流片づけコンサルタント。4歳10歳の男の子のママ。もっと見る>>

こんまり(R)流片づけコンサルタントでサンキュ!STYLEライターの石川ひとみです。

築年数の経った集合住宅で、2人の男の子を育てながら、家族それぞれがときめきを感じられる暮らしを目指しています。「ときめく暮らし」をテーマに、こんまりメソッドでの片づけや日々の暮らしについて発信しています。

片づけレッスンの現場で『モノが多くて捨てられないんです』『何から手をつけたらいいのか、わからないんです』とお悩みを伺います。

以前の私も片付けようとしてはうまくいかず、ストレスでまたモノを大量に購入し、家の中にモノが溢れかえっていました。

今回は、片付けたいのに片付けられない方の特徴をお伝えするとともに、どうすれば片づけがうまくいくのかをお伝えします。

モノがたくさんあることが豊かであると勘違いしている

片付ける前の私はまさに、モノがたくさんあることが『豊か』だと勘違いしていました。
ですが、たくさんのモノに囲まれ、収納場所からいつもモノが溢れ、なんだかモヤモヤイライラしていました。
片付かないのは、家族が片付けてくれないから、家族が不要なモノをたくさん持っているから。と人のせいにしていました。
喧嘩の原因にもなりますし、お家で過ごすのもモノが多いとリラックスできず、近くのカフェなどに逃げ込んでいました。
たくさんのものに囲まれても幸せにはなれませんでした。

手放さない理由を考えるのが得意

ときめくものだけに囲まれたお家で過ごせたらどんなに幸せかとは思いつつ、なかなか手放せない
理由としては、
・人からいただいたものだから
・いつか使うかもしれないから
・処分の方法がわからないから(大型家電やパソコン、布団など手続きに手間がかかる)
・どこから手をつけて良いかわからないから
・忙しくて時間がないから
・勿体無いから、高かったから
人は、モノを手放す際に、購入した時以上の価値を心理的に感じるそうです。
そう感じることで、手放すことに抵抗感を持つようになるそうです。

捨てるということに抵抗を持ってしまうと、片づけは進まなくなってしまいます。

お家がモノで溢れているのは、モノの量と、収納の量が見合っていないから

以前の私は、洋服など2枚で〇〇%オフと出ていたら、気に入ったモノではなくても『安いから』と買っていました。
『いつも頑張っているし』とか、『今年まだ洋服買った枚数少ないから』と謎の言い訳で、家にモノを持ち込んでいました。

あっという間に、収納場所は溢れ、収まりきらずに収納ケースを増やして自分たちの過ごすスペースがどんどん狭くなっていました。

お家が狭いからダメだと思っていましたが、振り返ってみると、いかにときめかないモノで溢れていたかが今ならわかります。

片付けは『マインドが9割』

当たり前のことですが、一度家に入ったモノは、誰かが外に出さない限り、ずっと家に残るままです。
想像してもらいたいのですが、
・なんとなく置いているモノで溢れる家で暮らすか
・自分の好きなもの、家族が好きなものに囲まれてお家で暮らすか
と聞かれたら、後者の好きなものに囲まれて暮らしたいですよね。

そこで大切なのが、『片付けはマインドが9割』という意識です。
片付けは習ったことがないのでできなくてあたりまえです。
もう一つ片付けられない理由として、片付けのマインドがないということがあります。

片付けのマインドとは、片付けに対する考え方、意識、モノを選択する力、管理の仕方、手放し方を言います。
そういった片付けに対するマインドが育まれていないと、どんなに空間がスッキリして一見片付けたとしても、結局モノの買い方や、管理の仕方が変わらないので、結局リバウンドを繰り返してしまいます。
まずはマインドを育むことで、リバウンドしない片付け力を身に付けることができます。

私は、片づけを終えて、苦手だった片づけが大好きになり、今では片づけを仕事にしています。
片づけは苦手と思っていましたが、やり方を知らなかっただけでした。

そして、片づけを通して、価値観(自分の本当に好きなこと、やりたいこと)が明確になりました。

今では、片づけのお仕事でお客様の人生の変化のきっかけに立ち合わせていただいています。

片付けたいと思ったらまずは、理想を描く

片づけが終わったらこんな暮らしがしたい。
と理想を描いて片づけを始めるのと、なんとなく片づけを始めるのとでは結果が全く違ってきます。

片付けは方法があります。
理想の暮らしが描けた後は、片づけの方法通りにご自身の持ちモノを選ぶことで、片づけが終わります。
片づけのマインドを意識しながら、自分の『ときめき』(価値観)を明確にしていきましょう。

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