【こんまり流片づけのプロが伝える】洋服の片付けは、これに気をつけるとうまくいく
こんまり(R)流片づけコンサルタントでサンキュ!STYLEライターの石川ひとみです。
築年数の経った集合住宅で、2人の男の子を育てながら、家族それぞれがときめきを感じられる暮らしを目指しています。「ときめく暮らし」をテーマに、こんまりメソッドでの片づけや日々の暮らしについて発信しています。
今回は、片付けレッスンの現場でお伝えしている、こんまりメソッドを使った洋服の片付け方法をお伝えします。
こんまりメソッドを使った片付けをすることで、衣替えの必要もなくなり、洋服を選ぶのも楽になります。
全ての洋服を全て出して集める
こんまりメソッドでは、片付ける順番が決まっています。
まず初めは、衣類(洋服)から片付けを始めます。
(片づけの順番:衣類→本類→書類→小物→思い出品)
片づけがうまくいかないと悩まれている方に共通していることは、ものの全体量を把握していないことです。
これは、部屋ごとに片付けをしていることが原因です。
片付けをする際、部屋ごとではなく片付けるカテゴリーのもの(ここでは自分の洋服)を各部屋から集め、1箇所に集めて、山にします。
山にした後は、まずは全体量を確認します。
「こんなに持っているのに、毎日着るものがない」、「似ている服ばっかり持っている」そのようなご感想をいただくことが多いです。
全ての洋服を残らず『ときめきチェック』する
洋服を全出しした後は、1点づつ手にとって、『ときめきチェック』をします。
ときめきチェックとは、洋服を手にとった際に、感じる感情のことです。
例えば、
『この洋服好きだな』
『これを着てお出かけしたいな』
『この洋服があることで安心するな』
などの気持ちを確認して、ときめくもののみを残していきます。
そうすることで、洋服を選び終わった後は、今の自分にとって大好きな洋服たちが手元に残ります。
洋服を選ぶ際に迷った時におすすめな方法は?
もし洋服を選ぶ際に迷った時は
1、シーズンオフのものから選んでみる
何から選んだら良いのかわからないときは、シーズンオフの洋服を手に取り、『次のシーズンにも着たいか?』で判断すると選びやすくなります。
(夏に片付けをする場合は、冬物などをチェックします)
2、迷う際は、どんなところが好きで、どんなところがもやもやするかを考えてみる
そうすることで、ご自身が、洋服に求めていることが明確になります。
例えば、着心地がいいものがときめく、明るめの色の洋服がときめくなど、一方で、きつい洋服や、肌触りの良くない素材はもやもやするなどです。
3、試着してみる
昔はよく着ていたけれど、今は着なくなったものに関しては、一度試着して鏡を見て、今の自分にってときめくか?の視点で選ぶと選びやすくなります。
『いつか着るかも』のいつかはなかなかこない?
こんまりメソッドでは、『いつか着るかも』のいつかはこないとお話ししています。
ときめくかどうかで迷った際は、
「この洋服を最後に着たのはいつか?」
「手放したとしても、また同じ洋服(同じタイプの洋服)を買いたいと思うか?」
こんな問いかけをしてみるのもおすすめです。
迷った際には、なぜ迷うのか?を考えることで、自分にとってときめく洋服がどんなものかが明確になります。
そうすると、片付け後に洋服を選ぶ際に、自分の中のときめく基準で選べるようになり、買い物に失敗しなくなったり、無駄遣いも減ります。
今回は、片付けレッスンの現場でよく出てくる質問についてお話ししました。
片付けは、どうしても捨てるものを選ぶ作業に思われががちですが、『何を捨てるか』ではなく、『どんなものに囲まれていたいか?』こんな視点でものを選ぶと選びやすくなります。
ぜひ片付けで迷った際の参考にしていただけると嬉しいです。
こんまり(R)流片づけコンサルタントでサンキュ!STYLEライターのいしかわひとみです。
築年数の経った集合住宅で、2人の男の子を育てながら、家族それぞれがときめきを感じられる暮らしを目指しています。「ときめく暮らし」をテーマに、こんまりメソッドでの片づけや日々の暮らしについて発信しています。
長期休暇などで、子どもにも片づけてもらいたいと、一緒に片づけをされるご家庭も多いのではないでしょうか?
今回は子どものものを片づけする際の大事なポイント3つをお伝えします。
■この記事を書いたのは・・・
こんまり(R)流片づけコンサルタントのいしかわひとみ
「ときめく暮らし」をテーマに、こんまりメソッドでの片づけや日々の暮らしについて発信しいています。
片づけの疑問や、片づけのモヤモヤを少しでも解消してもらえたら嬉しいです。