【片づけのプロが伝える】片づけを諦めずにラクに進めるための5つのポイント!

2025/04/28
  • お悩みに寄り添ったお片づけが得意なこんまり®︎流片づけコンサルタント。4歳10歳の男の子のママ。もっと見る>>

こんまり(R)流片づけコンサルタントでサンキュ!STYLEライターのいしかわひとみです。

築年数の経った集合住宅で、2人の男の子を育てながら、家族それぞれがときめきを感じられる暮らしを目指しています。「ときめく暮らし」をテーマに、こんまりメソッドでの片づけや日々の暮らしについて発信しています。

片付けと聞くと、大変そう、めんどくさい、続けられないなど思われる方も多いのではないでしょうか?
今でこそ片づけのプロとして発信していますが、私も片付けを始める前は、片付けが大の苦手で、ものがたくさんあることが豊かと感じ違いしていました。
片付けを終えてからは、毎日ものを探さず、快適な暮らしがキープできています!


今回は、片付けが苦にならない、片付けのコツをこんまりメソッドを使ってお伝えします!
片付けがどうしても続かない、うまくいかないとお悩みを持たれている方の参考になれば嬉しいです。

1. 片付けは「自分を大切にするための時間」

毎日仕事や家事、育児、介護など、自分のことをついつい後回しにしがちではないでしょうか?
ですが、片付けは「自分がどう生きたいか」を見直す時間になります。
「やらなきゃ」だと気が重くなりますが、「自分の人生を整えるために必要な時間」と捉えるといかがでしょうか?
お家が片付いていない人に共通するのが、自分が何をしたいのかわからず、いつも人の真似ばかりしてしまったり、うまくいかなくて悩まれている方が多い印象です。

片付け=ものを捨てるではなく
片付け=今の自分の人生を整える時間

だといかがでしょうか?
片付けと聞くと、ちょっと嫌だな、めんどくさいなとなりがちですが、自分の人生を整える時間だと、ポジティブに始められそうですよね。

2. 「ときめき」で選ぶことで、迷いが減る

「まだ使える」「高かった」などの未来への不安や、過去への執着ではなく、ものを手に取った時に「これ、ときめく?」と自分の心に問いかけます。

このシンプルな問いは、今の自分にとって必要なものを感覚で選ぶ手助けになります。迷いが減ると、片付けは格段に楽になります。
なかなか片付けが進まない。または、終わらない人は、自分のときめきではなく、他人の目や、いつか使うかも、高かったからの思いが邪魔をしているとも言えます。
まずは、今の自分にとって、『ときめくか?大切なものか?大事なものか?』をぜひ一つ一つ手に取って、感じてみてください。
片付けが完了する頃には、自分のときめきの基準が明確になってきます。

3. 順番通りに片付けると、ラクに終わる

こんまりメソッドの基本は、「衣類 → 本 → 書類 → 小物 → 思い出品」の順番で片付けていきます。
いきなり難しいもの(思い出の品)に手をつけないことで、判断力が自然と育っていきます。
「この順番通りに進めていけばいいんだ」と思えるのは、精神的な負担も減らしてくれます。
衣類から始める理由としては、毎日、何気なく選んでいる洋服も、『今日は〇〇に出かけるから、この洋服にしようなど、ときめきで選んでいることが多く、選びやすいと言われています。

4. 「モノを選ぶ」ことに集中する

「捨てる」ではなく、「残すものを選ぶ」。
捨てることにフォーカスすると罪悪感が生まれがちですが、残したいモノに意識を向けると、気持ちよく進められます。
また、選ばなかったものに対しては『感謝の気持ち』を込めて手放すことで、手放しやすくなります。
「今まで、たくさん着させてくれてありがとう」や「楽しい場所に連れていってくれてありがとう」など、洋服に感謝の気持ちを伝えてみましょう!

5. 終わったあとの「理想の暮らし」をイメージする

片付けを始める前に一番大切なのが、「片付いたお家、お部屋でどんな暮らしがしたいか」を言葉や写真、絵などで描きます。そうすることで、途中で挫けそうなときの支えになります。
モチベーションが上がると、片付けが「やらなきゃ」から「やりたい」に気持ちも変わります。
片付けはマインド9割と言われています。『片付けに対する意識』が育つことで、片付けはうまくいくと言われています。
片付けた後にどんな暮らしがしたいか。これをしっかり描くことが何よりも大切です。

片付けは、ただ部屋を整えることではなく、自分自身の心と向き合うプロセス。
だからこそ、楽しく、心地よく、やっていきたいですよね。

片付けは諦めなければ、必ず完了する!

最初は勢いよく片付けを進めてきたが、途中で疲れてしまったり、時間の確保ができなくて中断してしまうこともあります。
そんな時は、理想の暮らしを改めて見直してみたり、片付けが終わった箇所を見てみましょう。

「片付けが進んだ!」という実感が持てると自信になりますし、ときめきで残したものたちが並ぶ引き出しは、気持ちがよく、片付けをもっと進めたいにも繋がります。

どうしても気持ちが乗らないときは、一度休憩を取ることも検討しましょう!

片付けは諦めずに進めていけば、必ず終わります!
理想の暮らしを思い描きながら、進めてみてください。

■この記事を書いたのは・・・
こんまり(R)流片づけコンサルタントのいしかわひとみ
「ときめく暮らし」をテーマに、こんまりメソッドでの片づけや日々の暮らしについて発信しいています。
片づけの疑問や、片づけのモヤモヤを少しでも解消してもらえたら嬉しいです。

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