片づけのプロがお伝えする、キッチン小物の片づけ方法

2021/01/28
  • お悩みに寄り添ったお片づけが得意なこんまり®︎流片づけコンサルタント。4歳10歳の男の子のママ。もっと見る>>

こんまり流(R)片づけコンサルタント 石川ひとみ
築年数の経った集合住宅で、2人の男の子を育てながら家族それぞれがときめきを感じながら生活できたらいいなぁを目指し暮らしています。

「ときめく暮らし」をテーマに、こんまりメソッドでのお片づけや日々の暮らしについて、ご紹介していきます。
今回は『キッチン小物の片づけ』についてお話しします。

小物の片付けの中でも、キッチンは一番最後に片付ける理由とは

理由は2つあります。
1つ目は、キッチン小物はカテゴリーが多いため。
ときめきの判断力が磨かれていないと時間がかかってしまうので、小物のカテゴリーでも一番最後に片づけることをオススメしています。

2つ目は、無駄な収納グッズを買い足さなくて済むからです。
これまで、衣類→本類→書類→小物(キッチン小物以外)の順番で片づけを経て、それまで使っていた仕切りや、箱、プラスチックのケースなどが余っていることが多く、その収納グッズを利用できるからです。

片づけの手順は?

1、全部出す。
2、一箇所に集めます。
3、全体量を確認して、一つづつチェックしていきます。

キッチン小物は量が多いので、以下の3つのカテゴリーに分けます。

『食べる道具』
『つくる道具』
『食べもの』
の3種類に分けていきます。

「食べる道具」は、お箸、スプーンなどのカトラリー、食器など、食事をする際に使うもの。
「つくる道具」は、お鍋や、お玉や、フライ返しなど料理を作る際に使用するもの。
「食べもの」は、乾物や、缶詰、レトルト食品など(冷蔵庫に片づけるものは含みません)

になります。

モノの総量が多い場合、時間がまとまって取れない時は、まずは『食べる道具』から全部出して、チェックをし、その後、食器棚へ収納します。
次に、『作る道具』と『食べ物』をそれぞれ選び、残りの収納場所に入れていきます。

ポイントは「まずは『捨てる』を終わらせる。」です。
全て残らず一つ一つのものと向き合うことをお勧めしています。
お皿やコップなどは、欠けていないか、ヒビがないかチェックをします。
結婚式の引き出物でもらってきた食器類に関しては、箱にそのまま入っている場合は、ぜひ、箱から出してときめきチェックをし、ときめくものはどんどん使用してください。
普段何となく使用している食器もときめきチェックをしてみてください。
もし、開封せずにリサイクルなどに出したい場合は、いつまでに処分するかの期限を決めることも大切です。
ずっとオークションに出品していると、保管場所も必要になってきます。

食べ物に関しては、賞味期限のチェックもしていきます。

収納は掃除のしやすさを前提にする

ときめきチェックが終わった後は、残したモノを収納していきます。
収納のポイントですが、『掃除のしやすさ』を考えて収納していくとうまくいきます。
ピカピカのキッチンだと、収納の中の道具を取り出す手間はそこまで気になりませんので、
まずは、「掃除のしやすさ」を考えながら収納をお勧めしています。

キッチンに何も置かない場合と、何かを置いている場合の掃除のしやすさを考えると、何も置かない方が掃除もしやすくなりますし、毎日、ピカピカのキッチンを見ると「よし、今日も美味しいご飯作ろう!」「今日は何作ろう」とキッチンに立つことも楽しくなってきませんか?

手に届く位置にあれこれ置いてしまうと、油汚れなどが気になりキッチンのときめき度合いが下がってしまいますので、一度、ピカピカキッチンを目指しましょう!

収納場所

カトラリーは引出しに収納し、食器は食器棚に収納していきます。
シンク下にお鍋など、コンロ下に調味料や食品などを収納していきます。
次に一つづつ収納方法例をご紹介していきます。

カトラリーや調理用具のお勧め収納方法

カトラリー(お箸、スプーン、フォークなど)、調理用具(お玉、菜箸など)はキッチンの作りにもよりますが、引出しに入れたり、引き出しがない場合は、筒状のものに立てて収納していきます。

食器のお勧め収納方法

できるだけ同じ形のものを集めて収納していきます。この時に素材も(ガラスや、陶器など)分けて収納すると見た目にもスッキリ収納できます。
タッパーなどは、蓋を取り重ねて収納するとスペースを取らずに収納することができます。

シンク下、ガスコンロ下のお勧め収納方法

シンク下は水分が多いので、調理器具(ボール、お鍋、フライパンなど、料理を作る際に使うもの)がお勧めです。
ガスコンロ下は、乾燥しているので、食品や、調味料などがお勧めです。
なるべく立てる収納にすると見た目にも美しく、食品などは特に探しやすくなります。
また、同じような素材(調味料なら調味料、お鍋ならお鍋)を集めて収納するとスッキリ収納できます。

まとめ

いかがでしたか?
お片付けの際のご参考になれば幸いです。

この記事を書いたのは・・・こんまり流(R)片づけコンサルタント 石川ひとみ
「ときめく暮らし」をテーマに、こんまりメソッドでのお片づけや日々の暮らしについて、ご紹介していきます。
今回は『キッチン小物の片づけ』について書かせていただきました。

計算中