ご存知ですか?『片づけ』と『掃除』の違い

2021/05/31
  • お悩みに寄り添ったお片づけが得意なこんまり®︎流片づけコンサルタント。4歳10歳の男の子のママ。もっと見る>>

こんまり流(R)片づけコンサルタント 石川ひとみ
築年数の経った集合住宅で、2人の男の子を育てながら家族それぞれがときめきを感じながら生活できたらいいなぁを目指し暮らしています。

「ときめく暮らし」をテーマに、こんまりメソッドでのお片づけや日々の暮らしについて、ご紹介していきます。
今回は、『片づけ』と『掃除』の違いについてお伝えします。

掃除と片づけの違いとは?

ご存知ですか?
片づけと掃除はいつも一括りにされがちなのですが、実は全くの別物なのです。

掃除=「掃除は埃を除くこと」
片づけ=「出したものを元の場所に戻すこと」

そして「片づけ」にはもう一つ「こんまり流の片づけ」があります。
こんまり流の片づけは全てのもののときめきチェックをして、残したものの定位置を決める片づけ方法です。
これを「片づけ祭り」と読んでいます。

「片づけ祭り」の後に、一般的に呼ばれる「日々の片づけ」があるイメージです。

こんまりの片づけと日々の片づけの違いは?

では、日々の片づけとこんまりの片づけの違いとは?

日々のお片づけ=「ものを戻すのが普段のお片づけ」
こんまり流片づけ=「ものを一点残らずときめくかときめかないかのチェックをして、ときめかないものは手放すお片づけ」
になります。
そして、先にも述べましたが、こんまりメソッドで片づけることを『片づけ祭り』と言っています。

一気に短期に、お祭りのように楽しい気持ちで片づけよう!と片づけていきます。
ものを一つ残らず「ときめきチェック」をしていき、残ったものの定位置を決めていきます。その後は使ったものを元の場所に戻す、日々の片づけを行っていきます。

掃除と片づけを一緒にするとどうなるか?

では、掃除と片づけを一緒にするとどうなると思いますか?

年末の大掃除を思い浮かべると分かりやすいかもしれません。
大晦日までに大掃除を終わらせようと年末に頑張るものの、埃や汚れよりもモノの処分などが気になり片づけを始めてしてしまい、年末に掃除が終わらずに年が明けてしまったという経験はありませんか?

これは掃除と片づけを同時にしてしまっているために起こってしまう現象です。
片づけも掃除もどちらも中途半端に終わってしまいます。

片づけか掃除時はどっちが先か?

では、「片づけ」と「掃除」、どちらから先にするのがいいと思いますか?

まずは片づけを終わらせることをオススメします。
「普段の片づけ」
「こんまり片づけ」
だと、後者の「こんまり流片づけ」を先にすると、日々の片づけもしやすく、そして掃除もしやすくなります。ときめくものを選び、それ以外のものを手放すことで、モノが少なくなるからです。

モノがたくさんあると、掃除をするときにモノを動かして掃除をすることになります。モノを動かす際にどうしても気になって「掃除」ではなく「片づけ」をやり始めてしまいがちです。

まずは、こんまり流片づけをすることで、日々の片づけ(ものを定位置に戻す行為)もしやすく、そして掃除もしやすくなります。

まとめ

いかがでしたか?
掃除と片づけの違い。
似ているようで、実は全然タイプが違うものです。
ついつい混同しがちで、気付いたら時間だけが過ぎていってしまい、1日がかりで掃除をしていたということも、あると思います。
まずは、こんまり流片づけをすることで、日々の掃除もしやすくなりますので、参考にしていただければ幸いです。

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