片づけコンサルタントが現場で見た『手放しても後悔しない本3選』
こんまり流(R)片づけコンサルタント 石川ひとみ
築年数の経った集合住宅で、2人の男の子を育てながら家族それぞれがときめきを感じながら生活できたらいいなぁを目指し暮らしています。
「ときめく暮らし」をテーマに、こんまりメソッドでのお片づけや日々の暮らしについて、ご紹介していきます。
今回は、本を片づける際に手放しても後悔しないもの3選についてお話します。
片づけの際に手放しても後悔しないものとは?
本は好きですか?
いつか読もうと思っている本は何冊くらい持っていますか?
今回は、お片づけレッスンの現場で見た、本の片づけの際に手放しても後悔しないもの3選です。
1、いつか読もうと思っている本
いつか読もうとして積読(つんどく)している本ありませんか?
いつか読もうの『いつか』はなかなか訪れません。
購入した際は、読みたいと思っていたかもしれませんが、読む必要がなかったことを教えてくれたのがその本の役割だったとも考えられます。
それでも手放すのがもったいないと思う本は、『いつまでに読む』と期限を決めたり、図書館で借りて返却期限付きの中で読むなどの方法がオススメです。
一度読んだ本だけど、また読むかもという本に関しては、
「その本を読んだのはいつか?」
「今本屋さんに並んでいても購入したいか?」
の基準で選ぶこともオススメです。
2、いつか取得したいと思っている資格本
いつか取得したいと思っている資格本も、手放して大丈夫です。
1番目の『いつか読む本』と共通していますが、そのいつかはなかなか訪れません。
普段の生活に意識的に勉強時間を取り入れないとなかなか難しいと思います。
資格の本を残す理由として
・値段が高い
・急に資格が取りたくなった際に、すぐに勉強ができる状態にしたい
ということが考えられます。
しかし資格系の本は法改正があるなど、やっぱり最新のものが良かったとなることもあります。
その資格本がそばにあることで落ち着くなど、ときめきの要素が入っている場合は、堂々と置いておくことをオススメしますが、それ以外のものでしたら一度手放すことも考えてみて良いかも知れません。
3、中身を読み込まないと内容を思い出せない本
本のお片づけの際には、なるべく中を見ません。
表紙を見て中身もパラパラと見るのみで、ときめくかをチェックします。
どんな内容だったか思い出せない本は、たとえ手放しても、捨てるんじゃなかったと後悔することはほとんどありません
ですが、『本の表紙にときめいている』場合は堂々と残して大丈夫です。
本を処分しても大丈夫な理由
必要な情報は必要な時に入ってくるようになると言われています。
ときめくものは堂々と残すことをオススメしていますが、なんとなく『捨てるのもったいないから・・・』と思う本に関しては、一度手放すことも一つの方法です。
図書館で借りられるかや、再度購入が可能かなど、いざ読みたくなってもどこかにはあることが確認できていると、手放す際の安心材料にもなります。
本の片づけ方方法
1、一度本棚からご自身の本を全て出す
2、表紙を見てときめくモノを選ぶ
3、残したときめく本を本棚に収納する
収納の際は、
・巻数を揃える。
・カテゴリーごとに揃える(小説なら小説を集めて収納する)
・レシピはキッチンに収納もOK(料理の際に見るものなので)
自分にとってときめく本のみが並んでいる本棚を想像してください。
想像するだけで幸せな気持ちになりませんか?
本を手元に残しすぎない方が情報の感度は上がると言われています。
手元に残す情報を少なくすることで、入ってくる情報にも常に敏感になります。
本はタイミングが命とも言われています。
【まとめ】いつか読もうとしている本のいつかは、ほとんど来ない。
本の片づけの際のポイントは、
・本を読み込みすぎないようにすること
・ときめく本(また読みたい本、あることで安心する本など)のみを残すこと
になります。
迷った際は、
・いつか読もうと思っている本
・いつか取ろうとしている資格の本
・中身を読み込まないと内容をなかなか思い出せない本
は手放してしまっても大丈夫です。
あくまでも、捨てるを推奨しているわけではなく、ときめくモノのみを残す際の判断基準として参考にしていただければという思いで書かせていただきました。ご参考になれば幸いです。