持っているだけで大丈夫?備蓄品を安心して使うためにチェックすべきコト3選
夫と息子(3歳)の3人家族。ぐうたら干物暮らしを目指す、元汚部屋歴10年の整理収納アドバイザー、サンキュ!STYLEライターおかさんです。
地震をはじめ、台風などの災害に備えて備蓄品を揃えている人も多いのではないでしょうか。しかし、ただ持っているだけでは安心とは言えず、いざという時に使えなくて困ってしまうかも知れません。今回は整理収納アドバイザーの筆者がオススメする備蓄品でチェックすべきコト3つをご紹介します。
1.賞味期限
食べ物や飲み物の期限は大丈夫ですか?じつは2024年8月に発生した日向灘で起きた地震をきっかけに我が家の備蓄してある水を確認したら賞味期限が過ぎていたことが発覚!幸い、未開封の水は一律に飲めなくなる訳ではないようなので、我が家では開封して数日のあいだに飲んでいます。
また、飲み物と同じく食べ物も賞味期限は注意すべきもの。特に暑い季節は食品が傷みやすいので、場合によっては健康被害が出る恐れもあります。こまめに賞味期限をチェックして上手にローリングストックできるように心がけましょう。
2.使用期限
食品のように日用品にも期限があるのをご存知ですか?電池やカセットコンロに使うガスボンベには使用推奨期限や使用期限が記載されています。「持っているから大丈夫」と安心して、いざ使う時に期限が過ぎているのは危険!電池の液漏れは皮膚がやけどしたり失明する場合があり、ガスボンベは爆発して大きな事故や怪我につながる恐れがあります。
ほかにも簡易トレイは凝固剤に期限があるため確認しておくといいでしょう。また、薬にも使用期限があるので万一に備え、かかりつけ医に相談しておくと安心ですね。
3.モノの状態
備蓄品がきちんと使えるかの目安は期限だけに限りません。モノが変形していないか、サビやニオイ、変色など目で見たりニオイを嗅ぐなど実際に触れてみることが大切です。夏のように気温や湿度が高い環境では使用期限内でも品質が変化する可能性もあります。
「大丈夫かな」と心配しながら使うのは精神衛生上よろしくありません。定期的に安心できる状態か確認しておきましょう。
備えたら確認することも忘れない!
必要なモノを買い揃えると安心してしまう備蓄品。しかし、安心だからといってしまいっぱなしにすると、本当に使うときに使えないどころか大量のゴミを抱えてしまうことになってしまいます。備蓄品は買ったら確認までがセット!古いモノは使うなど消費して必要な分を補充する。こまめにチェックして安心できる備蓄品を揃えておきましょう。
記事を書いたのは・・・おかさん
元・超汚部屋暮らしの整理収納アドバイザー2級認定講師。3歳の息子と夫の3人家族。在宅ワーク・家事・育児に奮闘中。オシャレじゃないし雑だけど、家族が暮らしやすい環境をゆるゆる目指しています。