【片づけ】しまう場所を決めたのに片づかない…そんな人に見直してほしいポイント5つ
40代で妊娠、出産。1LDK賃貸に夫と息子(3歳)の3人家族。ぐうたら干物暮らしを目指す、ずぼら整理収納アドバイザーのサンキュ!STYLEライターおかさんです。
スッキリした暮らしをするならモノの定位置、しまう場所を決めるといいと言われています。それなのに、なぜか片づかないと悩んでいる人もいるのではないでしょうか。今回はしまう場所を決めるときに見直してほしい5つのポイントをご紹介します。
1.不要なモノは残さない
しまう場所を決める前に、本当に不要なモノが残っていないかチェックしましょう。当然ですが、モノは多ければしまう場所のスペースからしまう方法まで時間と体力を割かなければなりません。
いつか着るかもと思うだけで何年も袖を通していない服、もったいないからと食べないでとってあるだけの食品など、言い訳をするモノは大抵要らない場合がほとんどです。心を鬼にして本当に必要なモノだけを残すために不要なモノは手放してみましょう。
2.モノは使う場所の近くにしまう
例えば、料理をするならキッチンの近くに包丁がしまってあり、歯磨きをするときは洗面所に歯ブラシが置いてあるはずです。このように、何かをする場所の近くにモノをしまうと作業しやすく、しまうのも簡単です。
靴やバスタオルなど自然とできている所もあるはずなので、改めて家事や仕事でどんな行動をしているかを客観的に見るとヒントが見つかるかも知れません。
3.同時に複数のモノを使う場合はまとめる
何か作業する際に、複数のモノを同時に使うのであればまとめておくのもオススメです。パンを食べるときに必要なバターやジャム、赤ちゃんのオムツ替えではオムツのほかにお尻拭きや衛生用品というように、作業にかかわる必要なモノをまとめておくと集めたり片づける手間が省けます。
これは、作業効率につながるだけでなく、本来やりたかったことへすぐ行動できるのでストレスも生まれません。もし、何かしたくてもモノを探したりイライラして、やりたいことがすぐできないのであれば、まとめるモノを検討してみる価値はあります。
4.モノを使う人を観察する
モノを使うのはほとんど人ですが、誰しも同じ体型ではありません。もっと言えば利き腕や癖、体の不自由さなどでモノをどこにしまうかの適切な場所は家族でも様々です。
さらに、モノを使うのは子どもであっても管理するのが大人であればしまう場所も異なりますし、工具や薬など小さな子どもやお年寄りに怪我や事故の恐れがある場合も注意が必要です。
モノを使う人、管理する人など観察すると安心安全かつモノの出し入れに負担がかかりにくい場所の目処が立てられるでしょう。
5.しまい場所を忘れない工夫をする
しまう場所は自分だけが把握するより、家族の誰でも分かる工夫をしたほうがいいでしょう。昨今、災害に限らず「まさか」な出来事は自分が気をつけていても起こる可能性があります。病気や事故にあった場合、自分以外の家族が探さず必要なモノを取り出せるのは心強いはずです。
もちろん普段の暮らしでも「あれはどこ?」というやりとりで時間を消耗させないためにも、中身が分かるケースにしまったり、モノの名前や番号などを書いたラベルを貼るなど工夫してみましょう。何がどこにあるか分かるようにすると散らかりにくく暮らしやすくなるはずです。
何回やり直したっていい!
しまう場所は、考えても実際の暮らしで試してみない限り分からないものです。時として環境や家族の成長の変化で変わることもあります。
失敗したくない!絶対決めたから守らなくちゃ!と自分を縛らず「ここじゃなかったから、今度はここにしてみようかな」くらいの気軽さで試し続けると納得できる場所が見つかるはずですよ。
記事を書いたのは・・・おかさん
元・超汚部屋の整理収納アドバイザー2級認定講師。高齢出産のぐうたら干物主婦と3歳の子ども、夫の3人暮らし。在宅ワークで広告制作、家事・育児に奮闘中。オシャレじゃないし雑だけど、家族が暮らしやすい環境を目指しています。