あなたは太ってる?BMIだけじゃない!〇〇サイズで太りすぎ判定
糖質制限で10キロのダイエットに成功。10歳・7歳・2歳のママ。
サンキュ!STYLEライターの齋藤ゆりです。
突然ですが、あなたは自分が太っているかどうか、客観的に判断してみたことはありますか?
今回は、あまり知られていないけど重要な「太りすぎ判定の方法」についてご紹介します。
「体重でしか考えたことがない」とか「BMIの話でしょ?」と思った人は、ぜひこの記事を最後まで読んでみてください。
太り過ぎ判定にはBMIじゃなくてWCI?
太っているかどうかを判断する方法としてBMI(体格指数)がありますが、実は肥満度を正確に判断するためにBMIだけでは不十分なんです。
理由は、BMIの計算方法にあります。
BMIを求めるために使う数値は、身長と体重のみ。
当然、身長と体重が同じなら同じ肥満度ということになります。
つまり、筋肉質で引き締まった人でも脂肪の多い人でも、同じ身長体重なら同じBMIになってしまう可能性があるということです。
そんな問題を解決してくれるのが、WCI(腹囲係数)という数値。
WCIの計算には、腹囲(へそまわりのサイズ)を使います。
引き締まった体型の人と脂肪が多い体型の人では同じ身長体重でもちゃんと違った結果になります。
BMIよりもスタイルの良さにフォーカスして、肥満度を診断することができます。
では、さっそくWCIの求め方と判断基準について解説します。
WCIの求め方と太っているかの判断基準
WCIは、(腹囲 cm)÷(身長 m の二乗)で求められます。
電卓で、腹囲(cm)÷身長(m)÷身長(m)と計算してみましょう。
※身長はcmではなくて、mなので注意。
【例】
身長158cm、へそまわり65cmの場合
WCI=65÷1.58÷1.58=26.04
→この場合、WCIは26になります。
計算結果はいくつになったでしょうか?
この数値が、もし30以上なら要注意。35以上なら太りすぎのサインです。
ちなみに、例であげた身長158cmの人の場合、腹囲が75cm以上で要注意、87cm以上で太りすぎとなります。
WCIが35以上の人は、健康のためにも美容のためにもダイエットが必要かもしれません。
BMIとWCIの組み合わせでより正確に判断できる
太りすぎかどうかをより正確に判断したいなら、BMIとWCIを両方使うのが効果的です。
BMIの求め方は、(体重 kg)÷(身長 m の二乗)。
体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)と計算して出た答えが、あなたのBMIです。
BMIの太りすぎ判定のボーダーラインは25。
18.5~25なら標準体型とされています。
【太りすぎの基準】
・BMI 25以上
・WCI 35以上(30以上は要注意!)
この2つの指標にあてはまってしまったら、残念ながら「客観的に見て、あなたは太っている」ということになります。
客観的に自分の体型を判断してみよう
自分の体型を、第三者の目線で判断するのは簡単ではありません。
体型だけに限らず、わたしたちは自分のことに対しては盲目になってしまいがち。
他人のことならわかるのに、なぜか自分のことになると都合よく考えてしまう。または、厳しくしすぎてしまう。というのは、よくあることですよね。
自分を客観的に見るためには、今回のBMIとWCIのように「数値化して判断する」という方法がおすすめです。
あなたのBMIとWCIはどんな結果になったでしょうか?
「思ったよりも数値が高かった」という方は、この機会に生活習慣を見直してみましょう。
お手軽で今日から始められる「ながら運動」がおすすめです。
◆記事を書いたのは・・・齋藤ゆり
糖質制限で10キロのダイエットに成功。10歳・7歳・2歳の3児ママ。
家事や育児が忙しくても手軽に取り入れられるダイエット情報を発信しています。