やりたい仕事をするって楽しい?起業主婦のリアルな苦悩と小さな幸せ

2022/05/16
  • ペットサービスを運営する2児ママ。1年で17kgの減量に成功!ダイエットインストラクター資格保持。もっと見る>>

サンキュ!STYLEライターのゆみみんです。
私は複数のメディアでWebライターとして記事を書く傍ら、ペットロスカウンセラーとして自身でサービスを運営しています。

どちらの仕事も自分の本当にやりたいことをしているので「気楽そう」なんて思われてしまいそうですが……とんでもないです(笑)。
だけど、そんな中でも「この仕事をしていて良かった」と心から思う瞬間があるのも事実です。

今回は自宅起業した主婦のリアルな苦悩と嬉しい瞬間について書いていこうと思います。

やりたい仕事=楽しい…?

やりたい仕事をしているから毎日楽しいでしょ?と言われることがあります。
ですが、この答えには「うーん」と頭を抱えてしまうことがほとんどです。

文章を書くことが好きなので、Webライターは純粋に「楽しい」と思えます。
だけど、ペットロスカウンセラーの仕事はペットロス……つまり、大切な家族であるペットを亡くした飼い主さんの心に寄り添う仕事です。
なので、「楽しい」なんて絶対に言えないですし、時には眠れなくなってしまうくらいに自身の心を痛めることもあるのです。

やりたい仕事をしているのに、なんだか不思議な話ですよね(笑)。
自分でも時々「ここまでして続けるのはなぜ?」と思うことがあります。

起業主婦の苦悩「収入が安定しない」

悲しい心に寄り添うペットロスカウンセラーという特殊な業種に加えて、私を悩ませるもの……それが「収入が安定しない」という点です。
これはきっとフリーランスや起業をしているみなさんならわかってくださるはず(笑)!

私の場合、ペットロスカウンセリングでの「売上」の他に、各メディアで記事を執筆した「報酬」が自分の収入として毎月入ってきます。
しかし、どちらも月いくらと決まっている訳ではないですし、子どもたちが幼稚園や学校に行っている時間しか仕事をしないと決めているので、収入は月によって本当にまちまちです。
「新卒の正社員の時くらい稼げた!」という嬉しい月もあれば、貯金の分を引いたら残額がほとんどなくなってしまう苦しい月も……。

夢があるといえばそうですが、私の場合はお金が目的で働いている訳でもないのでここまで身を粉にしたくないのも正直なところです。
だけど、やっぱりお金は大事……こうしていつも負のループに突入するのでした。

「嬉しい」瞬間があるからやめられない

楽しくて安定した収入を求めるのなら、世の中にはきっとたくさんの仕事があるでしょう。
それでも私は自分の「やりたい」に正直に突き進んでいます。
私自身、大好きだった愛犬を亡くしてペットロスに陥った過去があるからです。
動物は大切な家族なのに「たかがペット」と思われてしまうことを恐れて、自分の辛い気持ちに正直になれない人もたくさんいる……。
それを知って、こうして苦しんでいる人の心に寄り添いたいと強く思いました。

先ほどもお話したように、自宅起業でのペットロスカウンセラーは大変なことがものすごく多いです。
それでも、以前相談してくださったクライアントさまから「あの時相談したおかげで、あの子との思い出に優しく温かい気持ちで向き合えるようになりました」と言っていただけるのは本当に嬉しいことです。

先日もかつてのクライアントさまから「私もペットロスで悩む人の役に立てるような活動をしたい、ゆみみんさんは私の憧れです」というお言葉をいただき、嬉し泣きしそうになりました。
楽しい仕事とは言えなくても「やりがい」を強く感じて「ああ、この瞬間のために私は頑張っているんだ」と再確認できたのです。

日々トライアンドエラー

「私もやりたい仕事をしたいし起業も興味あるけど自信がない」と相談を受けることもあります。
そもそも、最初から自信があるのってかえって怖くない?と私は思うのです。
トライアンドエラー上等!落ち込んでも「伸び代があるってことだ」と自分を励まします(笑)。

家事に育児にPTAにサークル活動……主婦って本当に忙しいけど、どれも「誰かの役に立てている」と思うとパワーが溢れてきますしね!
こうして私は今日も突っ走るのでした。

■記事を書いたのは・・・ゆみみん
小学3年生の長女と、4歳の長男を持つママ。
ペットロスカウンセラー、ペットケアアドバイザーとしてサービスを運営する傍ら、Webライターとして複数のメディアでコラムを執筆しています。
約1年で無理なく17kgのダイエットに成功し、ダイエットインストラクター資格を取得しました。

計算中