献立のあとちょっと物足りないを解消する!”炊き込みごはん”アイデア
晩ごはんのメニューがなんとなく決まらない…
そんな日もありますよね。
あと1品あればいいけど、作るのがめんどうだなと感じることもあるはず。
冷蔵庫に食材が少ないことも。
今回は、管理栄養士で主婦の私が、献立の”なんとなく物足りない”を解決してくれる炊き込みごはんを紹介していきます。
おでんの煮汁をつかって
おでんや豚の角煮といえば、食材のだしが溶けこんだ煮汁がおいしさのひとつ。
そのまま捨てるのはもったいない!
翌日に炊き込みごはんにすれば、献立も決まって一石二鳥に。
水分が少ない場合は、だし汁やめんつゆを足して調整を。
煮物の風味を生かした具材がおすすめです。
豚の角煮の煮汁に八角をプラスするとルーローハン風の味付けも楽しめます。
きのこは1種類のみ
炊き込みごはんの定番食材といえば、しいたけやしめじなどきのこ類。
食感や風味がおいしいですよね。
だけど、五目炊き込みごはんのようにいろいろな食材が入らなくても、きのこ1種類だけでじゅうぶん。
シンプルなので献立とバランスがとりやすくなります。
炊き込みごはんにおすすめな食材は、まいたけ。
風味を生かして、白だしや塩でいただきましょう。
旬の食材をつかって
春はたけのこ、夏はとうもろこし。
秋の旬の食材といえば、栗やさつまいも。ほくほくした食感と甘さがおいしいですよね。
甘さを引きたてるために、シンプルに塩だけで味付けをします。
昆布だしと一緒に炊くと、うま味もプラスされます。
季節によって炊き込みごはんが変わるので、献立を考えるのも少しだけ楽になりますよ。
ツナ缶をつかって
手軽にお魚が楽しめるため、常備している家庭も多いはず。
ツナ缶は、たんぱく質がとれるだけでなく、うま味の宝庫でもあります。
マヨネーズと一緒につかうことも多いですが、和風の味付けにもぴったりなんです。
加える調味料は、しょうゆだけ。
天ぷらなど素材を楽しむ料理のときは、味がしっかり分かるよう濃いめにすると。
献立のバランスがよくなります。
人参やしめじなど冷蔵庫に残っているお好みの具材と一緒に炊けば、お腹も満足な炊き込みごはんになりますよ。
自分にとって楽な方法で
炊き込みごはんは家庭料理の定番ですが、具材の種類や量によっても左右されてしまうため、味付けの加減がむずかしいと感じることも。
そんなときは市販の素やめんつゆにお世話になるのもひとつの方法です。
せいろで蒸した炊き込みごはんもおいしいですが、手間と満足度は必ずしも比例はしないもの。
どんな栄養満点な料理でも、おいしく楽しく食べることができなければ栄養の吸収率も下がってしまいます。
具だくさんの炊き込みごはんにお味噌汁、それだけでりっぱな献立です。
自分と家族にとって、楽になる方法を選んでいきましょう。
この記事を書いたのは・・・
管理栄養士で野菜ソムリエのhiro。
園児と小学生の母として奮闘中。
簡単&お得にご飯を作ることに全力をかけています。