管理栄養士が毎日のご飯づくりを楽にするためにしている"4つのこと"
日々の食事は身体に直結する大切なこと。健康のためにもしっかりと食べていきたいけど、献立を決めたり、調理~片付けまでの作業のことを考えると大変ですよね。
昨年は外食やテイクアウトの利用が増えているようで、コロナ禍で料理に対する意識の変化も大きくなっていると感じています。(理由はそれだけではないと思いますが)
毎日の食事づくりは大変。手軽に作れるのでホットプレートを使ったメニューに頼ることが多いです。今回は管理栄養士でサンキュ!STYLEライターの私が毎日の食事づくりを楽にするために意識していることをお伝えしますね。
調味料の計量やめました
塩分などの制限があったり、どの量の調味料でどんな味付けになるか知っておくためでした。メニューの再現性を高めるために調理の際には計量が必須です。
仕事のためには必要だけど、普段の食事では作りやすさが大事。目分量でおいしくなるレシピが必要だと感じるように。
副菜は定番を決めておく
ウェイパァーや鶏ガラスープの素を下味に使用すると大体の料理はおいしくなります。
味付けの変化のために味噌や醤油を足して野菜炒めにしたり、オイスターソースや焼肉のたれなどを使うと計量しなくても失敗知らずです。
さらに水溶き片栗粉でとろみを付けると、食材に味がしっかりと絡まります。
そして副菜の定番は”和え物”
[ナムル、ごま和え、ごまマヨ和え、ゆかり和え、塩昆布和えなど]
人参や、ピーマン、白菜やキャベツなど使用する食材を変えればマンネリ化を防げます。
お弁当に入れるおかずとしてもおすすめ。きのこのソテーもおいしいですよ。
食事は15分以内に完成
食事の満足度を上げてくれる汁物も定番化することで考える時間を省略。
具材は、カットして冷凍しておいた食材や乾物が便利。
玉ねぎ、えのき、うす揚げは食べやすいサイズにカットして冷凍しています。
食材をカットする時間が短縮できると、ご飯づくりが少し楽になりますよね。
そして時短料理に不可欠なのは”電子レンジ”。食材の加熱が早くなるのでしっかりと活用しなくてはもったいない!主に野菜類の加熱に使用するようにしています。
〇〇の素やカット野菜もしっかりと活用していきましょう。
楽な方法をえらんで
料理が苦手だと感じるかたは、作らないことに罪悪感を持っているかたが多いように感じます。いつもと一緒の味付けが楽しめるお店のご飯と比べて、手作りご飯は味付けが毎回違ってしまうので飽きにくい、といわれています。誰かが気持ちをこめて作ってくれるご飯は確かにおいしいですよね。
だけど毎日でなくても問題はないように思います。洗いものを減らすためにお皿の代わりにペーパーナプキンを使うことも。1日を通して、色々な食材を食べるように意識すれば問題なし。
今日はコロッケが食べたい!気分のときはがんばっていますが、普段の食事は15分以内で用意するように心がけています。
外食や冷凍食品も取り入れながら自分にとって楽に感じる方法を選んでいきましょう。
この記事を書いたのは・・・
管理栄養士で野菜ソムリエのhiro。
園児と小学生の母として奮闘中。
簡単&お得にご飯を作ることに全力をかけています。