2人の子がいる管理栄養士が”手作りご飯を作るため"に意識していること
食事の準備というのは[献立作成→買い出し→調理→配膳→片付け]までの作業を毎日続けていくという過酷な家事です。
病院や介護施設、学校などには献立作成の方法を学んだ管理栄養士が配置されていますが、家庭ではそうはいきません。しかも家庭では家族の健康管理の役割もあり、食事の準備というのはとても大変なことが分かります。
今回は、管理栄養士でサンキュ!STYLEライターの私が毎日のごはんづくりがちょっとだけ楽になる方法をお伝えします。家庭の数だけ正解は違うので少しでも参考になることがありますように。
曜日でメニューをあらかじめ決めておく
献立に悩まないようにあらかじめメニューを決めておくことも大事。その日の気分に合わないときはもちろん変更OK!
月曜→魚
火曜→炒め物
水曜→丼もの
木曜→煮物
金曜日→肉
週末→揚げ物
外食(テイクアウト)も活用する
曜日でメニューを考えていたとしても、難しいこともあります。
買い物に行った日はお惣菜を購入しておいてもOK!お刺身や屋台の焼き鳥などを購入できるのは買い物デーの特権です。食事が作れなかったことに対して罪悪感を持つ必要もなし。
「金曜は外食する」と決めておいても。楽しみがある方がメリハリがつきますよ。
肉・魚は冷凍庫に入れる
我が家では買い物に行ったら、当日に使用しない肉・魚はすぐに冷凍庫へ入れています。
少しでも鮮度を保つ意味もありますが、作らなくてはいけないというプレッシャーから解放されます。買い物に行く回数を減らして、無駄な買い物も防止。
旬の食材を選ぶ
食生活を整えることは、健康でいるために必要なこと。
おすすめは旬の食材。迷ったときは、旬の食材(野菜や魚類)を選ぶようにすること。栄養価も高く、価格が安いので家計に優しいのがうれしいですよね。
旬の野菜は、塩ゆでするだけでも立派な1品に。
食事=健康への投資
「食事は手作りしなくてはいけない」なんてことはありませんが、誰かが作ってくれたご飯っておいしいですよね。
家計を見直したときに調整しやすいのが食費ですが、”食事=健康への投資”だとすると、削ってしまうのはもったいない。生活習慣病になってしまうと医療費もかかってしまいます。
手作りだと確かに食費を抑えることができますので、その分で旬の食材を購入する方が食べたときの満足度を上げてくれて健康な身体にもつながります。
セロトニンなどの幸せホルモンのほとんどは、腸内で作られています。食生活を大切にすることはとても大事であることが分かりますよね。
毎日の食事は楽しまなくちゃ損!ですよ。
この記事を書いたのは・・・
管理栄養士で野菜ソムリエのhiro。
園児と小学生の母として奮闘中。
簡単&お得にご飯を作ることに全力をかけています。