【旬の果実】その食べ方損してない?野菜ソムリエが教える”いちごの得する”食べ方

2022/03/09
  • 管理栄養士&野菜ソムリエの姉妹ママ。米粉使った料理やスイーツの料理教室をしています。プチプラ大好き。もっと見る>>

いちごがおいしい季節の到来です。
旬を迎えたいちごは、栄養価も豊富。しかも値段も安い!
いちごが大好きなお子さまも多いですよね。

女性にうれしい栄養がたくさんつまった旬の”いちごの得する食べ方”を野菜ソムリエでサンキュ!STYLEライターのhiroが”紹介します。

いちごの栄養価が高いのはどちらでしょう?

答えは、[色が濃い方のいちご]です。
サイズに関しては気にしないでくださいね。

いちごの赤色は、抗酸化作用のある”アントシアニン”です。
身体の活性酸素を減らし、がん予防やアンチエイジング効果があります。

また赤く熟したいちごは”ビタミンC”も豊富。
ストレスや疲れ、紫外線を浴びたりすると体内のビタミンCを消費してしまうので、美容のためにも女性にこそしっかり摂っていただきたい栄養素のひとつです。

水溶性のビタミンで尿に出てしまうため、毎日摂取する必要があります。
いちご8~10粒ほどで1日分を摂取できるのがすごいところ。


いちごの得する食べ方

いちごは洗わずに保存する

買ってきたいちごはパックに入っていると思いますが、そのまま食べるまで野菜室へ入れておきましょう。
いちごは水分を嫌います。
水気がある状態だと傷みやすいので食べる直前にさっと洗うようにするといいですよ。

買ってきたら早めに食べる

いちごは果実のイメージが強いですが、実は野菜の仲間です。
保存が可能なりんごなどの果実と違い、保存には向いていません。
収穫したてが1番おいしい状態なので、買ってきたら早めに食べるようにしましょう。

いちごはヘタ付きで洗う

いちごに含まれる”ビタミンC”は壊れやすく水に溶けてしまうので、ヘタを取って洗ってしまうとビタミンCの約半分が流れてしまいます。
せっかく豊富に含まれているのにもったいないですよね。

お子さまにいちごを出すときにヘタを取ることも多いと思いますが、健康のためにも自分で取ってもらうようにすれば、家事の負担も減って一石二鳥です。

いちごを楽しむために

おいしいいちごの見分け方が気になると思いますが、実は食べてみないと分かりません。
真っ赤なおいしそうないちごなのに酸っぱい!という経験、ありますよね。

そんなときは牛乳と合わせてジュースにするのがおすすめ。
甘さは練乳やはちみつでつけますが、めちゃくちゃおいしいのでぜひ作っていただきたい。
いちごを冷凍しておけば長い間楽しむことができます。

しかも牛乳やヨーグルトなどの乳製品と合わせると、いちごに含まれてる脂溶性のビタミンの吸収率もアップしてくれます。
生クリームとの相性がいいのは、味と見た目だけでないということですね。

お気に入りのいちごに出会えたときは、生産者の農家さんの名前をチェックすることもおすすめ。
品種や見た目だけでは分からないけど、同じ農家さんなら確実ですよ。

■この記事を書いたのは・・・
2児の母で管理栄養士で野菜ソムリエのhiro。
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