【万能調味料】"塩こうじ"で味付けはもっと簡単に!おすすめ活用法を紹介!
家事の中でも毎日のご飯づくりは大変です。
便利な調理家電を活用してスピーディーに作れる方法もありますが、料理の味付けは難しいと感じる方も多いですよね。
・味付けが薄い&濃い
・計量が面倒くさい
など味付けに関する悩みはさまざま。
今回は管理栄養士で調味料活用レシピを発信しているサンキュ!STYLEライターのhiroが”塩こうじ”を使ったおすすめ活用法を紹介します。
パサつきやすい鶏むね肉の下味に
安価で家計の味方でもある”鶏むね肉”ですが、淡泊な味わいで料理法によってはパサついてしまうことも。
塩こうじに含まれる酵素のはたらきで鶏むね肉はしっとり&ジューシーに!
米こうじの甘みやうま味の効果で塩だけで下味をつけるより、まろやかな味わいに仕上がります。
鶏むね肉1枚に対して塩こうじ大さじ1が目安。
焼肉のたれやポン酢と合わせてソテーにすれば、ご飯がすすむ味付けに。
魚料理の味付けに
サワラやサバなどの魚の切り身になじませて焼くだけで完成する”塩こうじ漬け焼き”
塩っ気もありながらも米こうじの甘みがあり、ご飯との相性もばっちり。
ポリ袋などに入れて冷凍保存しておけば、凍ったまま使えます。
本みりんで甘さをプラスしてもおいしくいただけますよ。
塩→塩こうじへ
料理の下味といえば、”塩”が定番です。
食材の素材をシンプルに引き立ててくれるので、もちろん欠かすことはできません。
ステーキや天ぷらに添えて食べるとおいしいですよね。
下味に使れば料理全体にうま味がプラスされるため、テクニック要らずで味付けが決まります。
同じく麹を使った発酵調味料に”醤油こうじ”もありますが、味付けのアレンジが可能な点においては、塩こうじの方が万能です。
・塩こうじ×めんつゆ
・塩こうじ×本みりん
・塩こうじ×ケチャップ
など組み合わせは無限大。
米こうじと塩があれば簡単に作ることができるので、時間のあるときに試してみてくださいね。
塩こうじとは…
塩こうじは、塩と米麹を合わせた発酵調味料の1種。
まろやかな甘みとうま味が特徴で長期間の熟成が必要な味噌とは違い、3日~1週間ほどで完成します。
甘酒のような見た目ですが、味見してみるとしっかりとした塩味があります。
こうじの種類やメーカーによって配合は異なりますが、基本的には「塩・米こうじ・水」で作ります。
塩味がまろやかになるまで1日1回空気をふくませるようにかきまぜます。
完成したら、冷蔵庫で保管します。
味わいの決め手となる”米こうじ”は2種類。
・生タイプ
・乾燥タイプ
があります。賞味期限が短く冷蔵または冷凍保存が必要ですが、生タイプがおすすめ。
乾燥タイプは長期保存が可能なため、好みで選ぶようにしましょう。
■執筆/hiro…管理栄養士、野菜ソムリエの資格を活かした旬の食材を使ったレシピが人気。ナチュラルフードコーディネーターでもあり、子どもが食物アレルギーを持っていた経験から、現在は米粉を使った料理やスイーツ、市販の調味料を使った簡単レシピを発信中。Instagramは@gk_hiroka