いつもの料理がランクアップ!管理栄養士が料理のコツを教えます
幼稚園児と小学生の姉妹ママ。
管理栄養士&野菜ソムリエとしても活動しているサンキュ!STYLEライターのhiroです。
おうちでの時間が楽しくなる情報をお伝えしていきますね。
おうち時間が増えることによって家事の負担も大きくなりますよね。
家事に時間をかけることが出来る!とプラスに考えるようにしています。
特別なことは何もしてないのに時間だけが過ぎてしまう・・・
イベントがどんどん中止&延期になるの悲しいことですね。
日々の暮らしを大事にしていきましょう。
さて、今回は失敗しない料理のコツをお伝えしますね。
とろみを制するものは料理を制する
とろみというと、何を連想しますか?
医療や介護に携わった経験がある身としては、嚥下食を連想していまいます。
とろみがつくとムセにくく、誤嚥性肺炎のリスクが減るからです。
離乳食においても、とろみがある方がお子様も食べやすいですよね。
とろりとしたソースやあんかけ料理は、どんぶりメニューにもぴったり。
日常の中では馴染み深いかと思います。
とろみがある利点
とろみの利点は
・料理が冷めにくくなる
・薄味でも満足しやすい
・むせにくい
・食材に味が絡みやすい
・嚥下しやすい
・パサつきやすい魚も食べやすくなる
お魚が苦手はお子さまの中に、食感がいや。という場合もあります。
味ではなく、食べにくいことが原因で苦手になるんですよね。
野菜炒めや生姜焼きにも水溶き片栗粉でとろみをつけて、味が絡みやすくしています。
冷めても水っぽくならないので、お弁当のおかずにも合いますよ。
とろみのつけかた
片栗粉
1番簡単で使用頻度が高いのは、片栗粉。
水にとけやすい性質なので、さらっと使いやすい。
加熱すると艶やかなとろみがつくので、美味しそうに見えますよね。
例えばスープに溶き卵を加えて作る”卵スープ”。
とろみがないとかきたま汁のようになりますが、とろみがあると”とぅるん”という食感に変わります。
同じような料理でも、とろみの有無で雰囲気が変わってくるのが嬉しいですよね。
米粉や小麦粉
ホワイトソースなどの洋食のとろみに使用されることが多いです。
片栗粉との違いは、タンパク質が含まれるかどうかです。
しっかり加熱しないといけない点はありますが、片栗粉の代用にはなります。
この料理は片栗粉、これは小麦粉または米粉と区別するのは大変なので、味の濃いソース向きと考えていただければ十分かと思います。
でんぷんは他にも
片栗粉は主にじゃがいもから出来ています。
じゃがいも、小麦粉にアレルギーがあった我が子には苦労しましたが、おかげで色々なでんぷんがあることが分かりました。
タピオカの成分のキャッサバでんぷん、トウモロコシから出来たコーンスターチなどが手に入りやすかったです。
ちなみにカスタードクリーム作りにはコーンスターチが使用されることが多いです。
普段から作っている料理にとろみをプラスしてみてくださいね。
毎日の献立作りの参考になれば幸いです。
この記事を書いたのは・・・
管理栄養士で野菜ソムリエのhiro。
園児と小学生の母として日々奮闘しています。
簡単&お得にご飯を作ることに全力をかけています。