【めざせ医療費削減!】管理栄養士が健康でいるために意識して続けていること
どんどん商品も値上げされていくなかで、食費や生活費を見直す方も増えてきています。
家計の中でも削ることが難しいのが医療費です。
持病があったり、ケガなどで通院が必要な場合もありますが、肌荒れや生活習慣病の改善など自身で気を付けていれば防げるケースも。
今回は管理栄養士でダイエット指導も行っているサンキュ!STYLEライターのhiroが健康で過ごすために意識して続けていることを紹介しますね。
朝食は炭水化物・タンパク質をしっかり食べる
朝食の重要性はだんだんと認知されていますが、”パンだけ、おにぎりだけ”の方も多いのが現状です。炭水化物だけの食事だと血糖値を急激に上がったしまったり、消化が良いため早く空腹を感じることも。
炭水化物にタンパク質をプラスすれば、体温も上がって代謝も上がり、痩せやすい身体に。腹持ちも良くなるため、自然と間食量を減らすこともできて一石二鳥!
食欲がないときや時間がないときもありますが、ハムは魚肉ソーセージなど簡単に食べられる食材を常備しておくとさっと食べることできて無理なく続けられます。
昼食はお弁当を準備しておく
1日3食しか食べられないように昼食を適当に済ませてしまうのはもったいないと感じるようになりました。
簡単に済ませることもありますが、基本的には食事の残りなどをお弁当に詰めて準備してあります。
バランスのとれた食生活を送っていると、口内炎や肌荒れに悩むこともなくなり、結果的に薬などを使う頻度を減らすことができました。
冷えたご飯だと、レジスタントスターチという水溶性の食物繊維も増えますし、噛む回数が増えて食べたあとの満足感も得られます。
外食費も減らすことができるので、いいことばかり。
お弁当生活、おすすめです。
夕食後の間食は控える
寝ている間に身体をしっかり休めるためにも夕食後の間食は飲酒も含めて控えるようにしています。
ホルモンバランスが崩れやすい時期など、「どうしても食べたい!!」という時もありますので、我慢することがストレスになるときは食欲にまかせて食べることも。
そのときは小さめのお菓子を選択したり、夫婦でシェアして食べる量が増えないように気を付けます。
夕食時に炭水化物は抜かない
私自身もダイエット経験があり、夕食時に炭水化物を取らない時期がありました。
糖質が足りないと身体の筋肉を分解して必要なエネルギーに変わってしまうので、食べてないのに痩せないという悪循環に。
おかずと一緒にご飯が食べられないことが想像以上に辛く、夕食後の空腹感も強いため結果的に間食の頻度も増えてしまいました。
炭水化物・タンパク質・脂質がバランスよく摂取できることが大事で、ストレスなく続けていけます。
体重にはこだわらない
願わくばあと3kg減らしたいところですが、経験上減らしすぎると体調を崩しやすくなるので、現状をキープするようにしています。
代わりに簡単な筋トレをしたり、歩数計をつけて歩く時間を増やすよう意識しています。
連休時など増えてしまったと感じることもありますが、自然と体重も落ちついてくるので無理なく続けることが大事だと実感しています。
適正体重というのは、生活習慣病のリスクを減らして健康に過ごせる目安の数値です。
超えるようであえば減量することも大切ですが、少なすぎると骨粗しょう症などの要因となることも。
幸せホルモンのセロトニンの大部分は、脳内でなく腸内で作られるため、3度の食事(おやつは心の栄養)を大切にしていきたいです。
しっかりバランスよく食べて、健康に過ごしていきましょう。
■執筆/hiro…管理栄養士、野菜ソムリエの資格を活かした旬の食材を使ったレシピが人気。ナチュラルフードコーディネーターでもあり、子どもが食物アレルギーを持っていた経験から、現在は米粉を使った料理やスイーツ、市販の調味料を使った簡単レシピを発信中。Instagramは@gk_hiroka