PTA会長を一年間やって思う事
主婦歴20年以上で、高校生男子と小学生女子の子どもがいるサンキュ!STYLEライターマミです。
昨年度の一年間は、娘の幼稚園のPTA会長を務めました。
今日は、PTA会長をやってみて思ったことを書きたいと思います。
「大変じゃなかった」と言えばウソになるかな?という感じ
1年間活動してみて、コロナ禍ということもあってか、思ったよりは大変ではありませんでした。
でも、「大変じゃなかった」と言えばウソになるかな?
やっぱり、自分の時間を犠牲にするところはありましたよね。
役員をやっていないお母さんたちは出席しない集まりや、他の役員や先生との打ち合わせなど、単純に自分の時間が取られてしまうことは大いにありました。
そして、PTAから出されるお手紙には、だいたい責任者として自分の名前が書いてあるし、公の資料など、自分の名前が色々なところに出てしまう。
また、会長だけが出席する、幼稚園外の会議などや、近隣の他園会長さんとの集まりなども。
本当に、完全なるボランティアのようなものですから、自分のコンディション自体では、「いったいなんで私はこんなことをしているのか?」と思う事もなくはない。そんな感じでした。
「周りからどう思われているか?」を気にしていたらできない
これはもう、「役員経験者あるある」だとは思いますが、決してやりたくてやっているというわけではないのに、「役員が好きで、やりたくてやっている人」と見られがちになります。
色んな決め事をする際に、それを仕切る役割もするわけで、不満がでたり、「会長だからいいようにしている」ように見られたりすることも。
まあ、他にも言う人は色々言いますよね。知らんけど(投げやり)
そんなこともあるだろうなと、こっちだってそれを百も承知でやっているわけではあります。
「周りからどう思われているか?」「周りからなんて言われているか?」そんなことを気にしていたらできないなと思いますね。
でも、わかってくれている人は、わかってくれているのですよ。そして、自分がわかっていればそれでいいのです。
じゃあなんでやったの?
今のところ、ネガティブなことしか書いていませんね。
じゃあ、なんでやったの?と聞かれれば、本当に素直なところは「他にやる人がいなかったから」に尽きます。
「子どもの為だから」と言い切ってしまえればカッコイイですがね。もちろんそれもありますが、それだけではちょっとできないかも。
「できるなら大役はやりたくない」はみんな同じですし、私が断るにしても、他をさがさなくてはいけない。
そんなことならもう、いっそ自分がやってしまった方が早い!と思ってしまう性分なんですよね。
あと、やったらやったで、絶対にいい経験にはなると思ってもいますし、実際そうでした。
もちろんいいこともあったよ!
よくないことばかり書きましたが、いいことも、もちろんありました!
幼稚園の中に入る機会も多かったので、普段の子どもの様子がちょくちょく見られたり、幼稚園のしくみがよくわかったり、先生たちとコミュニケーションを取ることができたり。
特に、コロナ禍で参観は制限されていましたから、幼稚園の中を見られることは貴重でした。
後は、PTA会長ではなかったら仲良くならなかった人と仲良くなれたこともよかったですね。
他園の会長さんとも知り合えて情報交換ができたり、人付き合いが広がりました。
そして何より、自分の子がとても喜んでくれました。
娘は、「うちのママは会長」というのがとても嬉しかったし自慢だったみたいです。本当、子どもが喜んでくれたならそれでいい。
やってよかった!と思いますね。
いい経験になりました
大変なこともありましたが、「いい経験になった」という一言に尽きます。
PTA会長の経験がある人も、そんなに多くはいないでしょうから、この先話のネタにもなりますし、こうして、記事を書くこともできたし、何より「私はやったぞ!」という達成感がありました。
ぜひあなたもやってみてくださいね。なんて勧めることは絶対にありませんが、「やって損なこともないよ」とは思います。
いい経験になりました。ほんとにこの一言!
◆記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライターマミ
2級家事クリエイター(料理科目・掃除科目)音大卒で元家政婦の異色の経歴の主婦。主婦であること、主婦の経験を生かして仕事をしていく「プロ主婦」を自称。小学生と高校生の10歳年の差兄妹の母でもあります。