
推しはある日突然に…「推しのいる暮らし」がこんなに楽しいと50代目前に気づいた件
2025年5月で49歳になったサンキュ!STYLEライターマミです。今まで、好きなミュージシャンがいないわけではありあせんでしたが、「推し活」をするまでには至りませんでした。
そんな私が、2024年末に、いきなりハートを撃ち抜かれ、今や一人で名古屋へ遠征にいくまでに。今まで「推し活」をしている人を「ふーん」なんて横目で見ている私だったのに、「推しがいるって素晴らしい!」になってしまった話をさせてください。
紅白歌合戦の「THE ALFEE」が素晴らしすぎた!

私が今、推しているアーティスト、それは「THE ALFEE」のお三方です。言わずと知れた、桜井さん、坂崎さん、そして高見沢さん。今までも、もちろん知ってはいました。そして、どちらかと言えば好意的に見ていました。
メリーアンやら星空のディスタンスは知っていたし、コロナ渦で、「ソーシャルディスタンス」と聞いたときには、ひそかに心の中で「ディスタンスといえばアルフィーを思い出すなあ」とか思っていました。
2024年末、じつは私は体調を崩していて、体も心もどん底状態。そんな中、久々にアルフィーが紅白歌合戦に出るという噂を聞き、ちょっと見てみたくなりました。
ほんと、コレは見てよかった!!久々に見たアルフィーは、子どもの頃に見ていたアルフィーとまったく同じだったのです。見た目も歌も。歌なんて、本当に素晴らしくて、「桜井さんの口の中にCD入ってんの?」と思うくらいだった。なのに、当時70歳と69歳だってことにビックリ!!
さらに、大御所なのに、最初から後ろで踊ったり応援したり。しかも、なんか三人でくっついて楽しそう~!なんかかわいい~。それから、すぐにYouTubeでアルフィーの動画を探して見まくり、沼にハマりました。
アルフィーは50年間ずっと休まずアルフィーだった!!
いろいろ調べていくと、2024年はアルフィーのメモリアルイヤーなのでした。なんと、デビュー50周年!私が生まれたとき、すでにアルフィーはアルフィーだった!しかも、一度も活動休止せず、メンバーチェンジもなく、毎年毎年コンサートツアーをやって、新曲を出している。
アルフィーは、私が子どもの頃見ていたアルフィーのままで、ずーっとアルフィーだったんです。凄すぎ。調べれば調べるほど凄すぎてビックリ。そして、なんでもっと早くアルフィーを好きにならなかったんだろう、あの頃のアルフィーが見たかった…と悔やみました。
特に、この50周年のメモリアルイヤーのイベントに行きたかったよ~。ギリギリ最後の紅白に滑り込んだ感じ。しかも、今も人気が凄まじい。
「アルフィーのコンサートなら、すぐ取れるかな?」と思った私は大間違い。春のツアーのチケットが本当に取れなくて、11回抽選に外れ、最終日前日の名古屋のコンサートにやっと行けることになりました。結婚してはじめての一人旅。それはアルフィーのコンサート。
見ているだけで幸せになる仲の良さ
アルフィーの歌や演奏が素晴らしいことはもちろんなのですが、驚くのは三人の仲の良さ。ラジオを聴けば、まるで高校生男子のように三人でワチャワチャしている。そして、お互いを尊敬している雰囲気が自然と感じられ、お互いを決して否定しないし、「三人だから続けてこられた」「三人じゃないと音楽ができない」と常に言っている。「なんて尊いの!!」と思ってしまいます。
いきなりアルフィーを好きになってしまい、毎日アルフィー漬けの私を見て、夫は「もっと若い人を推したら?」と言うけれど、この三人は他にはいない!若くないからこそ、今推さねば!という気持ちでいっぱいな私です。でもね、なんだかんだ夫も、アルフィー展とか一緒に行ってくれますよ。たぶん、そのうち夫も好きになるでしょう(という希望)。
これからは「アル中」として生きていきます
「推し活」というものが、どういう感じがイマイチわからなかったけれど、今はわかる。好きなアーティストの曲を聴いたり動画を見たり、ラジオを聴いたりするだけで、元気になれます。生活に張りが出るし、「がんばって稼いでコンサートに行ったりグッズを買ったりしよう!」とか、仕事の活力にもなる。どちらかといえば節約志向な私は、「推し活ってお金もかかりそうだし、大変そうだよね~」とか思っていたけれど、それ以上に得るものがあるし、楽しいものなんですね。アルフィーファンのことを、アルフィー中毒、略して「アル中」というそうですが、これから私は、アル中として生きていきたいと思います。いつか何かで、共演できたらいいなあ…。とか、そんな希望を持ちながら。
◆記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライターマミ
主婦歴25年の元家政婦で、主婦力で稼ぐ「プロ主婦」(プロ主婦は、マミの登録商標です)。保有資格は家事クリエイター(料理科目・掃除科目)、家庭料理スペシャリストなど。小学生と大学生の10歳年の差兄妹の母でもあります。