ツインバード「匠ブランジェトースター」発表会へ行ってきました

元家政婦で主婦歴20年以上のサンキュ！STYLEライターマミです。

2023年11月17日に発売予定のツインバードの新商品「匠ブランジェトースター」の発表会が、10月24日に開催されました。

今回、私も招待していただき、参加してきましたので、今日はそのレポをお届けします。

今までのツインバードのイメージと違った

ツインバードといえば、「安い家電メーカー」というイメージが強かった私。2021年に「ライフスタイルメーカー」へのリブランディングをしており、昨年、社名をツインバード工業株式会社から株式会社ツインバードに変えていたことを知りませんでした。

リブランディングに伴い、「匠プレミアム」と、「感動シンプル」という2つのブランドラインを新設。今までの私のイメージとは全く違うラインナップの商品です。

「匠プレミアム」のシリーズは、黒い見た目でシンプル、高級感が漂う感じです。会場で目にした際、パッと見では、ツインバードとは思わない商品に、まず驚きました。

匠と一緒に開発！「匠プレミアム」の「匠ブランジェトースター」

高級トースターは、最近の流行のひとつですよね。特に、トーストに特化したものが多い気がします。今回発表された「匠ブランジェトースター」は、パンの種類に応じたおいしい焼き方をしてくれるトースター。だから、トースト以外のパンもすべておいしくしてくれるんです。

しかも、世界一のパン職人であるトモニパンのオーナーシェフ、浅井一浩さんと開発した商品。焼きたての味を再現させるために、何度も試しながら完成させたトースターなんですよ。

世界一のパン食人が「残念」と思うことは…

当日は、浅井一浩さんと、ツインバード開発担当者のトークセッションがありました。浅井さんは、ご自身のお店のパンがインスタグラムにアップされている写真をよく見かけるそうです。そこで、とてもキレイに撮られた写真でも、トースターで温められたであろうパンが、焦げていることが多いのに気づくとか。それでは「焼きすぎ」で、本来のパンのおいしさではないのに…と残念に感じるとのこと。

パンがおいしいのは、窯から出したばかりの焼きたての状態。食パンは、トーストすることを前提につくられているため、焼き目がついてもいいですが、クロワッサンなどを、こんがり焼き色がつくまで温めるのは、明らかに表面の焼きすぎで、本来のおいしさではないそう。

食パンをトーストするための焼き方でクロワッサンを焼くと、表面ばかりが熱くなって焦げ、中まで熱がいきません。外は熱いのに、焼きたてで味わえる中の温かさは感じられない状態に。そこで、焼きたてのようにリベイクできるトースターをと、試作を繰り返し、たどりついた商品なのだそうです。

「匠ブランジェトースター」は、焼きたてのようなパンを簡単においしく食べられるトースター。「パン本来のポテンシャルに気づいてほしい」と、シェフが語っていたのが印象的でした。

カレーパンがサクサク！クロワッサンの中があったか～い！

発表会のあとは、パンの試食会もありました。最初に、トーストしていない状態のパンを試食して、それから「匠ブランジェトースター」でリベイクしたパンを食べました。

まずびっくりしたのは、カレーパン！　カレーパンは、シェフのパンではなく、コンビニでも売られている普通のパンだったのですが、それがもうサックサク！普通、カレーパンを家で温めると、表面の油が浮いたようになり、サクッとはなりませんよね。下手をすると脂っぽくなって嫌な感じがします。

でも、本当に焼きたてみたいにサクサクで、中のカレーはちょうどいい温度。コンビニのカレーパンだということを忘れる味でした。お店のパンじゃなかったのに、シェフとお話した際、真っ先に「カレーパンがすごいですね」と言ってしまったほどです。シェフは、「コロッケを温めてもサクサクになりますよ」とおっしゃていましたが、これはそうなるだろうな、と納得。

また、クロワッサンは、焦げ目が一切なく、でも外はパリっと、中はふんわり。そして、中も外も熱すぎることがない、ちょうどいい温度です。クロワッサンやバケットは、トモニパンのパンで、焼いていない状態でもとてもおいしいパン。それを「匠ブランジェトースター」で焼いたら、さらにおいしくて感動しました。

おいしいパンを「本来のおいしさ」で食べたいパン好きのためのトースター

「匠ブランジェトースター」で、パンそれぞれに合わせたコースで焼けば、パンがさらにおいしくなります。パン屋さんのパンをよく買う人や、パン好きな人なら絶対その違いがわかるはず。おいしいパンを「本来のおいしさ」で食べられるトースターでした。ちなみに、匠シリーズのコーヒーメーカーのコーヒーも、とってもおいしかったです。

◆記事を書いたのは・・・サンキュ！STYLEライターマミ
主婦歴23年の元家政婦。主婦力で稼ぐ「プロ主婦」を自称。保有資格は家事クリエイター（料理科目・掃除科目）、家庭料理スペシャリスト。小学生と高校生の10歳年の差兄妹の母でもあります。