いつかそのうち…なんてもう言っていられない!KANタービレ~今夜は帰さナイト~へ行ってきました
1976年生まれのサンキュ!STYLEライターマミです。先日、アーティストKANさんの命日に、KANさんを慕うミュージシャンが集まった「KANタービレ〜今夜は帰さナイトフィーバー〜」が開催されました。
何をかくそう私は、学生時代からのKANさんファン。高校時代と友達とそのライブに行ってきました!
高校時代に友人とはじめてKANさんのライブへ
「KANさん最後のコンサートに一緒に行こう」と提案したのは私ではなく、友人でした。中学は違ったけれど、高校一年生で同じクラスになったとき、ふたりともKANさんファンということで意気投合。
当時KANさんのファンクラブに入ったばかりだった私。「チケットを取るから一緒にライブに行こう!」と、その友人を誘いました。生まれて初めてアーティストのライブに行くことに。
しかも、当時私たちは、ライブ会場のある札幌からは特急列車で1時間半くらいの距離にいました。ライブに間に合うためには学校を早退しなくてはならず、でも「ライブで早退します」とは言えなくて、勝手に早退して駅で着替えて一緒に札幌まで行ったのです。ちょっとドキドキでした(笑)
それから、高校時代の3年間、毎年ふたりで札幌までKANさんのライブツアーを観に行きました。その後、高校を卒業して私は上京したため、一緒にライブに行くことはなくなってしまいましたが、友人関係は継続。
お互い結婚して母になり「いつかまたKANさんのライブに一緒に行きたいね」と言い合っていました。
最後のライブも友人と一緒に
その友人と一緒にライブに行く機会がないまま、KANさんは旅立ってしまいました。でも、今年のKANさんの命日に、KANさんを慕うアーティストがライブを開催することに!スキマスイッチやスターダストレビュー、ASKA、秦基博、藤井フミヤなどなど、超豪華メンバーです。KANさんがどれほど愛されていたのか…。
そして、高校時代に一緒にライブに行っていた友人が「マミちゃん一緒に行こう!私チケット取るから」と、私をライブに誘ってくれました!
最初のライブは私が誘ったけれど、最後は友人が誘ってくれて。そして、最初に一緒にライブに行った友人と、30年ぶりに最後のライブも一緒に行けるなんて、これをエモいと言わずして何をエモいと言うのでしょうか。
いろんなことが思い出されてずっと泣いていた
ライブでは、もちろんみなさんずっとKANさんの歌を歌ってくれました。最初の一曲から、もう号泣。その曲を聴いていたころを思い出します。KANさんは私の青春時代そのもの。そして、あのころからあっという間に30年以上経ってしまったんだ!と驚いてしまう。
この年月の間に、様々なことがあったけれど、私は何をやっていたのかな、大人になってしまったよ、結構頑張ったな、いやもっと頑張れたかも…とか、いろんなことを思いながら泣いていました。もちろん友人も号泣ですよ。お互い頭が痛くなるくらい泣きました。
そして何より「いつか一緒にまた行こう」なんて言っていないで、なんでもっと早く友人とKANさんのライブに行かなかったのか!ボヤボヤしている間にKANさんがいなくなってしまうなんて…。
やりたいことはやる!行きたいところには行く!
友人と一緒にライブに行っていたのは、つい最近のような気がしていたのに、気づけば30年経っていました。そして、好きな人はいつまでもいるわけじゃないし、好きなこともあるわけじゃない。やりたいことはすぐやらなきゃいけないし、行きたいところにも行かなくてはいけない!と強く感じました。東京と北海道に離れている私たちだけれど、こうやって会おうと思えばすぐに会える。これからは、いつかと言わずにすぐやろうと強く心に感じました。そして、KANさんのことはずっと大好きです。
◆記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライターマミ
主婦歴24年の元家政婦で、主婦力で稼ぐ「プロ主婦」(プロ主婦は、マミの登録商標です)。保有資格は家事クリエイター(料理科目・掃除科目)、家庭料理スペシャリストなど。小学生と大学生の10歳年の差兄妹の母でもあります。