「暮らしを楽しむってどうしたらいいの?」プロ主婦がたどり着いた方法とは?
元家政婦で主婦歴20年以上のサンキュ!STYLEライターマミです。
ここ数年、「ていねいな暮らし」とか「暮らしを楽しむ」なんて言葉をよく聞きます。でも、暮らしを楽しむってどうしたらいいのかわからない気がしますよね。そこで、主婦歴24年で私がいきついた暮らしの楽しみかたをご紹介します。
楽しむというより面白がる!
我が家は、築28年の賃貸マンションです。しかも、2LDKに4人で住んでいるため、とても狭い!SNSなどでステキなおうちを見ては「狭いし賃貸だから好きにはできないし、がんばってもうちはステキな家にはならない…」なんて思ってあきらめていました。
昭和まではいきませんが、平成レトロといった感じのつくりで、モノを減らして片づけても、「なんだか自分が思っているのとは違う…」といつも感じていたのです。
でも、あるときふと思いついて、賃貸でも使える「貼ってはがせる壁紙」をリビングに貼ってみました。そうしたら、部屋の雰囲気がガラッと変わったのです。それがとても面白くて。
「ああ、暮らしを楽しむというか、実験感覚で面白がってやってみるなら、自分もできるかも」なんて気がしてきました。
気分がのらないときはそれでいい
収納や片づけ、お部屋つくりなど、「こんなことしてみたらどうだろう?」と実験してみるのは、「思い立ったらすぐやりたい!」と思うほどワクワクして楽しいことです。
でも、忙しかったり疲れていたりすると、「そんなことやっていられない」なんて気分になることも。さらには、家も荒れてきて、暮らしを楽しむところじゃない状態に。
そんなときは、それでいいと思います。無理に楽しもうとする必要はなく、またやりたいときにやればいいですよね。自分のペースで、余裕があるときに実験してみて面白がってみる、そんな楽しみかたでいいのではないかな?
「暮らしを楽しまなくては」と気負ってしまうと、楽しいのかなんなのか、わからなくなってくるような気がします。
SNSに振り回されない
「ステキな暮らしがしたい」「暮らしを楽しみたい」と思い始めたのは、たぶんSNSがきっかけだと思います。暮らし系アカウントのステキな家やインテリアを見て「我が家と全然違うよ…。私ももっとていねいに暮らさなくては…」なんて、無駄に落ち込んでいたものです。でも、人は人だし、SNSで見えている部分がすべてではないですよね。私は、「自分のペースで、実験感覚で暮らしを面白がる」、それが自分には合っているなと感じています。みなさんは、どんな風に暮らしを楽しんでいますか?
◆記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライターマミ
主婦歴24年の元家政婦で、主婦力で稼ぐ「プロ主婦」(プロ主婦は、マミの登録商標です)。保有資格は家事クリエイター(料理科目・掃除科目)、家庭料理スペシャリストなど。小学生と大学生の10歳年の差兄妹の母でもあります。