きっかけは「家政婦は見た!?」私の家政婦経験を話せる範囲で話します。その1
元家政婦で主婦歴20年以上のサンキュ!STYLEライターマミです。
「家政婦をしていました」と言うと、だいたい驚かれ、「え!すごい!」「家事得意なの?」「なんで家政婦?」などと、いろいろ質問されます。
ハウスクリーニングや、家事代行、家政婦の違いなどもよくわかりませんよね?
そこで今回は、私がやっていた「家政婦」って一体どんな仕事なのかをご紹介しようと思います。
私が所属していたのはこんなところ
今でこそ家政婦や家事代行がメジャーになってきましたが、私が働いていた数年前はそうでもありませんでした。
私が所属していたのは、昔ながらのいわゆる「家政婦紹介所」という感じのところ。もしかして奥から市原悦子さんも出てくるんじゃ?といった雰囲気でした。
働いている人も、多分雇う側からしても、家政婦というよりも「お手伝いさん」と言った方がしっくりくるかな?という感じ。どちらかというと裕福なお宅へ伺うというイメージだと思います。
そもそもなぜ家政婦をしようと思ったかというと、離婚を考え専業主婦からてっとり早く自立したかったから。主婦の経験がそのまま家事経験として活かせ、お給料もよかったからです。
なので、「家事が好きだから家政婦になりました」というわけではなく、最初の動機としてはちょっと不純ですね。
どうやって仕事を探したのか?
仕事はインターネットで探しました。
私が家政婦をするちょっと前、松嶋菜々子さん主演の「家政婦のミタ」というドラマがすごく流行っていたんですね。そのころはまあなんとなく見ていたのですが、家政婦という仕事が心には強く残りました。
その後、仕事を探そうと思っていた時にふと家政婦を思い出し、さらに米倉涼子さんのスペシャルドラマで「家政婦は見た!」のリバイバルをたまたま観たんです。
その瞬間に「あ!家政婦だやっぱり!」と思いまして、すぐにスマホで検索。仕事内容の説明が丁寧で、さらにネット応募が可能だった家政婦事務所にその場で面接の申し込みをしました。
今考えると、思い付きから応募までの行動が早いですね(笑)
まずは面接。そして意外な採用の理由
ネット応募と言っても、それだけで完結するわけではありません。折り返し電話が来て、あらためて面接日時を決め、スーツを着て履歴書を持って事務所まで行きました。
長らく専業主婦でしたし、私はそもそもちゃんと就職をしたことがありません。音大を卒業してすぐは、まだレッスンを受けながら、夕方から音楽教室などをやりつつ、昼間はパートOLをしたり。その後すぐに結婚して子どもも生まれたため、仕事もやめ、しばらくは仕事もしていませんでした。
それからはちょこちょこパートやバイトをして、家政婦をする数年前からは家で仕事がしたいと思い立ち、色々な資格を取って自宅でお教室などをしていました。なので就職したことがありません。
と、話がそれましたが、そういうわけで、雇ってもらえるのかどうかとても心配で緊張した面接でした。
ですが結果は、あっさりOK!まず、10年以上と家事経験が長いことと、そして私が真面目そうだということで採用。
後から研修で聞いたのですが、家政婦というのはなにより「真面目さ」「誠実さ」が大事なようです。
なぜならそれは、他人のプライベート空間に入る仕事だから。
時には、鍵を預かって留守宅でお仕事をすることもあります。真面目で誠実だということはとても重要なことなのですね。
私の見た目が地味だったということも結構なポイントだったのでは?なんて思っています。
応募から面接までのお話でした
今回は、応募から面接までのお話でした。もっと書こうと思いましたが、なんだか長くなってしまいましたので、続き物としてまた書きたいと思います。
こうして思い返してみると、結構思い付きで応募していますね(笑)でも、この家政婦応募から私の人生がかなり激変したので、とても大きな出来事でした。次のお話もまた読んでいただけたらうれしいです。
◆記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライターマミ
2級家事クリエイター(料理科目・掃除科目)音大卒で元家政婦の異色の経歴の主婦。多趣味で多特技あり。すべてを生かしてカリスマ主婦をめざしています!幼稚園児と高校生の10歳年の差兄妹の母でもあります。