30年以上前に買ったオカリナを娘の幼稚園で演奏してきました
音大出身だけど、いろいろありつつ元家政婦のサンキュ!STYLEライターマミです。
去年、娘の通う幼稚園で、私の専攻楽器であったサックスの演奏をしました。今年はまた違う楽器の演奏をしたお話をどうぞ聞いてください。
その前に、去年のお話はこちらです。
今年はオカリナとピアノを演奏しました
去年の演奏を子ども達がとても喜んでくれ、園長先生から「今年もよろしくね」と言っていただけたのに気をよくし、今年も調子にのって早々に演奏OKですとの返事をした私。
去年と同じくサックスを演奏してもよかったのですが、演奏を聴くのが二回目の子ども達もいるし、ちょっと違うことがやりたいな~と、今年はオカリナを演奏することにしました。
サックスとオカリナは指使いが似ています。管楽器が吹ける人であれば、だいたい演奏することが可能な楽器です。
オカリナ以外にも、今回は歌を歌ってくれるママさんもいた為、ピアノ伴奏も担当することになりました。
ちなみに、音大の入試ではピアノの試験が必ずありますから、音大卒の人はピアノ専攻でなくてもみんなピアノが弾けます。そして、楽器は一個できると自動的にいくつかできるものなのですよ。(ちがうかな?)
実は中学生のとき祖母に買ってもらったオカリナです
私が持っているオカリナは、実は中学生の頃に今は亡き祖母に買ってもらったオカリナです。なぜオカリナが欲しかったのかは全然覚えていませんが、そんなものを欲しがるなんて今考えるとちょっと変わっていますよね。
私が買ったら弟たちも欲しがって買ってもらっていたので、家には3台オカリナがありましたが、一台は割れてしまいました。(オカリナは焼き物なので割れるのです)
そのオカリナをずっと大切にしています。今回だけでなく、人前で演奏する機会も実は今までに結構あって、折に触れ演奏してきました。
そう言えば、夫と出会うきっかけになったイベントでも、私はオカリナを演奏していました!オカリナ、重要アイテムですね(笑)
30年以上前にオモチャ気分で何気なく買ったオカリナだったのに、今でも演奏しているなんてとても不思議です。
それを夫や自分の子どもが聴くだなんて思ってもみませんでした。面白いですね。
しかも、特に考えもなしに選んだオカリナは、人前でも演奏できるような有名メーカーの結構いいオカリナだったんです。なのでまたいい音が出るんですよ。
素朴で味があり、小さな見た目からは思いもよらず響きのある大きな音が出ます。読んでくださるみなさんに聴かせられないのが残念です。
芸は身を助けるのかもしれません
音大卒なのに音楽の仕事してないの?なんで家政婦やってたの?なんて言われたり言われなかったりの私です。「せっかく音大出てるのにもったいない」なんて言われることもありますが、いやいや全然もったいなくはありません!
こうして今も、何かあれば演奏ができたり、楽器を吹いて自分の子どもを喜ばせることもできる。夫とも出会うきっかけにもなったり、充分役に立っています。やっぱり芸は身を助けるのかもしれません。人生に無駄はありませんよね。
◆記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライターマミ
音大卒で元家政婦の異色の経歴の主婦。専攻はサックスで音楽教室の講師経験やコンクール受賞歴もあり。幼稚園児と高校生の10歳年の差兄妹の母でもあります。