掃除機は押すだけじゃダメ?窓は開けない方がいい?掃除機のかけ方のNG行為3選
元家政婦で主婦歴20年以上のサンキュ!STYLEライターマミです。
掃除といえば、まず思いつくのが「掃除機をかける」ですよね。普段何気なくやっている人が多いと思いますが、その使い方が合っているかを考えたことがありますか?
今回は、掃除機のかけ方のNG行為をご紹介します。
1.「押す」をメインに掃除機をかけている
床にヘッドを強く押しながら掃除機をかけていませんか?じつは、掃除機がゴミを吸う力が強いのは押したときではなく、引いたときなんです。
掃除機のヘッドにはブラシがついていますよね。そのブラシで押しながらゴミを集め、引くときにゴミを吸うしくみ。
ですから、一生懸命掃除機を床に押しつけるよりも、軽い力でゆっくりすべらせるように動かしながら掃除機をかけるのがおすすめです。
意外と力を入れない方がキレイになりますよ。
2.トイレの床に掃除機をかけている
トイレの床に掃除機をかけている人も多いかもしれません。でも、これはやめた方がいい行為です。
トイレの床には尿などが飛び散っている可能性があり、雑菌が多い場所。そこに掃除機をかけるとヘッドに菌がつきます。その掃除機で他の場所も掃除をすると菌を家中に広めることにも。
また、床に手洗いの水などが飛んでいる場合、それを吸い込むこともありますよね。水分を吸うのは故障の原因にも繋がります。
3.換気をしながら掃除機をかけている
「掃除機をかける前に、まずは窓を開けてから…」と、換気をしながら掃除機をかけていませんか?
掃除機をかける前に換気をしてしまうと、床に落ちていたホコリが舞い上がり空気中へ散ってしまいます。せっかく掃除機をかけても、しばらくするとそのホコリがまた床へ。換気は掃除機をかけ終わった後にするのがいいですよ。
さらに、掃除機をかける一番いいタイミングは、朝起きてすぐ。夜は空気が動くことがなく床にホコリが落ち切っているので、そこにそーっと掃除機をかけると効率よく掃除ができます。
でも、朝1番に掃除機をかけられないことも多いですから、同じように空気が動いていない帰宅後でも大丈夫。
また、掃除機が掛けられない場合は、同じタイミングでお掃除ワイパーを使うのもおすすめです。
気づいたときから変えていけば大丈夫!
掃除機のかけ方のNGをお話しましたが、やっていたことはありましたか?「わ~!全部やっていた!」と思った人も、大丈夫です。気づいたときから変えていけばいいだけ!正しい掃除機のかけ方で、今までよりも掃除の効率をアップさせていきましょう。
◆記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライターマミ
主婦歴22年。2級家事クリエイター(料理科目・掃除科目)で元家政婦。「プロ主婦」を自称。実家は清掃会社でした。小学生と高校生の10歳年の差兄妹の母でもあります。