配信やサブスクは絶対じゃなかった…捨てて後悔したもの

配信やサブスクは絶対じゃなかった…捨てて後悔したもの

2023/11/24
  • 主婦歴22年で元家政婦の家事クリエイター。小学女子と高校生男子、歳の差兄妹の母でもあります。もっと見る>>

1976年生まれで47歳の、サンキュ!STYLEライターマミです。

最近は、本や音楽もデジタルで楽しめるようになりました。たくさんの本やCDを家に持たず、処分してスッキリ暮らすのがいいような気がしますよね。私も、そうしていましたが、最近、CDを処分したことを後悔する出来事がありました。

学生のころからファンだったアーティストの訃報

先日、シンガーソングライターのKANさんがお亡くなりになりました。私は、中学生のころからKANさんのファンで、高校生のころは、KANさんのファンクラブ「北青山イメージ開発」に入っていました。

北海道在住だったので、ライブに行ける機会は少なかったのですが、KANさんはコンサートツアーで毎年札幌に来てくれていたのです。札幌のラジオにも毎週出演してくれていました。

高校生のころ、同じくファンだった友達とふたりで、1時間半近くかけてコンサートへ行くのがとっても楽しみで。ファンクラブに入るのも、歌手のコンサートに行ったのも、KANさんが初めてだったと思います。そして、KANさん繋がりで仲良くなった友達とは、今でも交流があります。

聴きたい曲が配信されていなかった…

聴きたい曲が配信されていなかった…

大学生くらいのころまでは、KANさんのアルバムを全部持っていました。結婚してもしばらくは持っていた気がするのですが、引っ越しや捨て活で、全部処分してしまったのです。配信やサブスク、YouTubeでいつでも聴けるだろうと思って。

でも、今回久しぶりに古い曲を聴こうとしたら、配信されていない曲があるのです。また、最近セルフカバーしたものはあっても、リリースされた当時のバージョンがない場合も。そして、曲を聴くだけではなくて、当時のジャケットとか、歌詞カードが見たい! でもない…。どうして私はあんなに大切にしていたものを処分してしまったのか…。後悔しかありません。余計に悲しくなりました。

本当に好きな人のCDは持っていよう

配信で聴けばいいと、安易にCDを手放してしまい、夫にも「CDなんていらないよ」なんて言っていました。でも、配信て絶対じゃないんですね。全部が聴けるわけじゃないし、いきなり聴けなくなることもある。また買いなおせばいいかもしれないけれど、高校生のあの頃に買った思い出のCDとは違います。今、後悔でいっぱい。「本当に好きな人のCDや本は、デジタルではなく手元に残した方がいいかも」と、考えが変わりつつあります。


◆記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライターマミ
主婦歴23年の元家政婦。主婦力で稼ぐ「プロ主婦」を自称。保有資格は家事クリエイター(料理科目・掃除科目)、家庭料理スペシャリスト。ファンクラブに入っていたほどKANさんが好きでした。

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