サッとでもいい！元家政婦が思う「掃除が心に与える効果」

元家政婦で主婦歴20年以上のサンキュ！STYLEライターマミです。

トイレ掃除、玄関掃除に、床掃除、窓ふき…。掃除をしなくてはいけない場所はたくさんあって、忙しい毎日を送っていると、「もうイヤ！」と思うことも。

でも、忙しかったり余裕がないときにこそ、サッとでもいいから掃除をするのがおすすめなんです。今回は、掃除が心に与える効果についてをご紹介します。

汚れているな…と思うたび自己肯定感が下がる

忙しいから後で…と思いながら掃除を後回しにしていると、汚れたところを見たときに「ああ、やらなきゃな」と、思いませんか？　さらに、「ちゃんと掃除ができない私ってダメだなあ」なんて思ってしまいます。

ホコリや汚れを見るたびに「ちゃんとしなきゃ」と思いますよね。やることがたくさんあって、忙しいだけであり、ちゃんとしていないわけでない。けれど、掃除をしていない状況を目の当たりにすると、自分はダメだと自己肯定感が下がってしまいます。

サッとでいいから朝に掃除をすると気持ちがいい！

「忙しくてちゃんと掃除ができない」と思う人は、まじめな人なのだと思います。「ちゃんとやらないと」と思うのは、掃除のための時間を取って、しっかりと掃除をしなくてはいけないと思っているから。

サッとでいいから、朝のうちに掃除をしてしまうと、気持ちがスッキリしますよ。おすすめなのは、寝起きの足でフローリングワイパーをかけること。

寝ている間は人が動いていませんから、空気中のホコリが床に落ち切っています。朝起きたその足で、家じゅうにサーっとフローリングワイパーをかければ、効率的に床のホコリが取れますよ。わざわざ掃除機をかけなくても床がキレイになります。

私は、寝起きの足でフローリングワイパーをかけてからトイレに入り、そのあと、そのままトイレ掃除もサッとしてしまいます。床とトイレの掃除が終わるだけで、かなり気がラクになりますよ。

余裕がないときこそ掃除を優先させると気分が変わる

最近、忙しくて掃除を後回しにしてしまった日が続きました。するとやっぱり汚れが気になって「ああ、掃除しないと…」と反省したり落ち込んだりの日々。「やらなくてはいけない仕事を何より先にしないと！」と思っていたんです。

でも、「本当に掃除をする時間がないのか？　忙しいと気持ちばかりが焦っているだけでは？」と思い、午前中の早い時間に、まずは片づけと掃除を終わらせることに。すると、気持ちがスッキリして、そのあとの仕事もはかどりました。

そして、水回りなどは、使った後にサッと拭くなどの「ついで掃除」を徹底。忙しいと「今は忙しいからしょうがないよね」と、ながら掃除やついで掃除もおやすみしてしまいがちだったのですよね。