自分の部屋がない主婦がリビングに「マイワークスペース」を作った方法とは?
元家政婦で主婦歴20年以上のサンキュ!STYLEライターマミです。
都内で暮らす我が家は、築28年で2LDKの賃貸マンション。そこに家族四人で暮らしています。もちろん、主婦の私の部屋などはありません。そこで、どうにか考えて、リビングにワークスペースをつくってみました!
リビング収納の中をワークスペースにした
リビングにワークスペースをつくった方法は、「観音開きの収納の中にパソコンデスクを入れてしまうこと」でした。
元々あった棚を2段取っ払い、寝室の死角へ。そして、そこへサイズがピッタリ合う机を設置して、パソコンを入れました。
扉を開ければすぐ仕事ができる!
扉を閉めてしまえば、中に何があるかはまったくわかりません。今までは、リビングのテーブルにノートパソコンを出して仕事をしていました。食事の際などはもちろんですが、誰かがテーブルを使うときは、毎回パソコンをしまう必要があり、なかなか集中できないことも。
収納の中に机とパソコンを入れてしまったので、扉を開けるだけで仕事ができてとても便利。また、扉を閉めればすぐに元通りです。
イスは、ダイニングテーブルで使っているものを、仕事をするときだけ移動させて使っています。場所が近いため特に不便はなく、新たにイスを買わずに済みました。
扉がパーティション代わりに
使い始めて「不便かもしれない」と思ったのは、収納扉が90度までしか開かないこと。光がさえぎられて少し暗くなってしまうのと、家族が通る場合、ちょっと邪魔です。
でも、使い始めてみると、この扉がいい仕事をしてくれることに気づきました。パーティションのように空間を区切ってくれて、座っているとまるで個室のような感覚になるのです。
最初は、「扉がちょっとよくないな~。外そうかな?」と感じましたが、今は、「この扉があるから、ここが仕事部屋って感じがする!」と思うように。なんともちょうどいい感じで、「ここにデスクを入れようと思った私、天才かも?」なんて思っています。
ずっとノートパソコンを使っていましたが、スペースができたことにより、デスクトップのパソコンが置けるようにもなりました。
苦肉の策がお気に入りの場所に
どうにか自分のワークスペーをつくりたくて、収納の中を整理して場所を確保しました。「扉はじゃまだし、変かな?」と思いましたが、今ではその扉のおかげで、部屋のような感覚に。かかった費用は、パソコンデスク代の6,000円だけでした。苦肉の策でしたが、今やお気に入りな「私の部屋」です。諦めずに考えてみれば、主婦のワークスペースはつくりだせる気がします。
◆記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライターマミ
主婦歴24年の元家政婦で、主婦力で稼ぐ「プロ主婦」(プロ主婦は、マミの登録商標です)。保有資格は家事クリエイター(料理科目・掃除科目)、家庭料理スペシャリストなど。小学生と大学生の10歳年の差兄妹の母でもあります。