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【パン作り基本のき】これなら家にある!パン作りに便利な道具
ベーカリー勤務&パン教室を主宰、パンが大好きなハナコと申します。
新型ウイルスの外出自粛期間中に、おうち時間でパン作りにチャレンジした方がたくさん!
Instagramなどでも、美味しそうな手作りパンの写真をいっぱい見かけました。
(ドライイーストが高額転売される、なんていう現象も起きましたね・・・。)
そう、パン作りは基本を覚えてしまえば一生もの!生活の一部になります。
完成した時の感動とつくりたての美味しさを、ぜひご家族や大切な方と味わって欲しいなと思います。
そこで今回は、【パン作り基本のき】第1回として、おうちでのパン作りに役立つ道具類をご紹介します。
これがいつも使用している道具です!
上の写真をご覧ください。
普段私がパン作りに愛用している道具を並べてみました!
めん棒、カード以外のものは、おうちにありそうですよね?
作るパンによっては特別な道具が必要になる時もありますが、まずはこれだけあれば大丈夫!
(あ、それとオーブンなどパンを焼く道具も。)
それでは、それぞれの用途について詳しく解説していきますね。
100円ショップでゲット!な道具
ゴムべら、カード、はさみ、シャワーキャップ、タイマー
<ゴムべら>
材料を混ぜたり、最初のこね作業に使います。
持ち手まで一体になっていて、なるべくコシの強いものを選ぶと洗いやすく使いやすいですよ。
<カード>
カーブの部分でボウルの中をきれいにかき取ったり、真っ直ぐな部分で生地を切り分けたりができます。
また、生地をこねている時に手についた生地を取り去るのにも便利です。
写真のものは、よく見ると食パンの形になっていてかわいいのです!
<はさみ>
焼く前の仕上げに飾り切りを入れたりするのに使います。
刃の部分がステンレスでしっかりとがっているものが、きれいなカットができます。
<シャワーキャップ>
生地を発酵させる時に、ボウルの上から被せて乾燥を防ぐのに使います。
ラップでももちろん大丈夫ですが、シャワーキャップなら毎回洗って消毒して何度も使えるので便利です。
10枚入りほどでバス用品や衛生用品の売り場に置いてあると思いますので、チェックしてみてくださいね。
<タイマー>
いろんな種類のタイマーが売っていますが、デジタル式が使い勝手が良くおすすめです。
(写真のものは2つ計測できるタイマーで、ホームセンターで購入しました)
ホームセンターやネットショップを活用!
デジタルスケールは1g単位で計れるものを
デジタルスケール、いわゆる「はかり」です。
計量カップやスプーンでも材料を計量できますが、イーストや塩はきっちり計る必要があるので、スケールを使用します。
アナログなものも大丈夫ですが、デジタルの方が足したり引いたりする時の使い勝手が良いと思います。
また、たいていのデジタルスケールには袋引きという機能があり、容器を先に乗せてから材料を入れ、中身を出したあとで容器を戻すと、中身だけの重さが計れます。
これは生地を発酵させた後、等分に切り分ける際にとても便利な機能です。
もし将来的にレベルアップしたパン作りをしたいと思う場合は、0.1g から計量できるものを選んでおくことをおすすめしますが、まずは1g単位で計量できるものなら大丈夫です。
透明なプラスチックボウルは発酵状態がひと目でわかる
ボウルは材料を計り入れ、最初のこね作業、そしてこねあがった生地を発酵させるまで使用します。
そのため、外からひと目で発酵の状態がわかる透明のものがパン作りに向いています。
素材はポリカーボネート製がおすすめ!熱湯もOKなので、パン作り以外にも使用できて便利です。
大きさはお好みになりますが、私は容量2リットル前後のものを愛用しています。
めん棒はガス抜きタイプがgood
めん棒は、生地を成形する時に、均等に薄く伸ばしたい時に使います。
めん棒の大体が木製ですが、パン作りにはプラスチック製で表面がエンボス加工されている「ガス抜きめん棒」というものをおすすめします。
これを使うと、発酵でたまった生地中のガスが均等に抜けていくので、時間をかけずにきれいに伸ばすことができます。
温度計は深部を計測できるものをチョイス
パン作りにおいて、水温と生地温度を計ることはとても大事なこと。
それには、中心部を計測できる温度計があるといいです。
最近は設定した温度に達したらアラームで知らせてくれる、なんていうステキな機能を持つものもあります!
写真のものは普通の温度計ですが、ピンクが可愛くて気に入っています。
いかがでしたか?
次回からは、実際のパン作りについてお話ししていきたいと思います!
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。