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【パン作り基本のき】パンを作る流れ
ベーカリー勤務&パン教室を主宰、パンが大好きなハナコと申します。
しばらく間が空いてしまい、失礼いたしました。
改めまして、またよろしくお願いいたします。
これまでの記事では、パン作りに使う道具、そしてパンの材料のメイン「小麦粉」とパンに味や風味、食感をプラスする「副材料」についてお伝えしてきましたが、第4回目は実際のパン作りの工程について、一緒に見ていきたいと思います。
パンはこうして出来上がっていく
大まかな流れをまとめてみました
1.ミキシング
(材料を混ぜる〜こねて生地を作る)
2.フロアタイム
(最初の発酵、一次発酵ともいいます)
3.分割、ベンチタイム
(生地を目的の量に切り分けて一休みさせる)
4.成形
(生地を目的の形にする)
5.最終ホイロ
(最後の発酵、二次発酵ともいいます)
6.焼成
(生地を焼き上げパンを完成させる)
このような段階を経て、家庭でのパン作りなら大体2時間半から3時間ほどでパンが完成します。
ちなみに、ホームベーカリーの食パンモードは、あのコンパクトな機械の中で、分割以外の工程を全部自動で行っているのだから、すごいですよね!
作りたいパンによっては工程を変えてしまいます
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上に記した工程は、必ずこの流れでないとパンが出来上がらない、という訳ではありません。
パンによっては、一時発酵を飛ばしたり、分割しなかったり、または最終ホイロを取らずに焼成したりも。
街のパン屋さんはそんな工夫をしながら、味も食感もバリエーション豊かなパンを作っています。
また、パン作りにはいくつかの製法があり、それによっても工程が変わってきます。
製法については、また別の記事にしていきますね。
パン作りは難しくないですよ
今回はパン作りの実際の流れ、そして工程の内容をカンタンにお伝えいたしましたが、いかがでしたか?
次回は工程それぞれのポイントについて見ていきます。
よろしければまたご覧下さいね。
今回も最後までお読みくださいまして、ありがとうございました
日々のパン作りをつづっています。
よろしければ覗いてみてくださいね。