【パン作り基本のき】パンの材料について

2020/11/04
  • 自宅パン教室主宰&ベーカリー勤務中。大手料理教室ブレッドコース元講師。パン大好きすぎる2児のママです!もっと見る>>

ベーカリー勤務&パン教室を主宰、パンが大好きなハナコと申します。

初回はパン作りに使う道具をご紹介させていただきました。
そして前回は、パンの材料のメイン「小麦粉」について掘り下げてみました。

「パン作り基本のき」第3回目は、パン作りに必要な材料についてです。

それでは、どうぞご覧ください!

主材料は粉・水・塩・酵母

まず欠かせない材料はこの4つです。
小麦粉・水・塩・酵母でパンが完成します。

小麦粉は水とつながって「グルテン」というタンパク質でできた網目上の組織を作り、パンそのものの形を作ります。

塩はパンの味のベースとなり、塩のないパンはとっても不味いです。

そして酵母は、発酵という活動をしてガスを発生させ、パンを膨らませます。

フランスパンはこれだけで作られていて、食べてみると噛みごたえがあってとってもシンプルな味です。


しかし、日本人に馴染みのある菓子パンや食パンは、ふわふわだったり、甘かったりしますね。
それには、他に加える材料が大きく関係しています。

主材料以外のものを副材料といいます

パン作りでは上の四つの材料を「主材料」といい、その他の材料を「副材料」と呼びます。

<よく使われる副材料の例>
砂糖

バター
スキムミルク

それぞれに特性があり、生地の状態に大きく影響するので、これらを微妙な配合で組み合わせていくことで、様々な見た目、味わい、食感のパンになり、菓子パンや食パンにもこうした副材料が使われています。

副材料の量に注意しましょう

ところが、副材料が多く入りすぎると、発酵がうまくいかなくなって膨らみが悪くなったり、特定の材料の味が強まって、逆に美味しさを損なってしまうことがあります。

また、レシピの量から副材料の量を減らしたりするのも、固いパンになったりして失敗の原因になります・・・。

パン作りはまず、レシピ通りに作ることが成功の近道です!




いつか自分好みのパンが作れるように・・・

いかがでしたか?

今回は小麦粉以外の材料とその役割についてお伝えしてみました。

砂糖や乳製品も使う種類によってまた仕上がりが変わるのですが、それはまた今度にいたしましょう!


最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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