【家事はみんなで分担しよう!】幼少期からの家事育のススメ
小5、小2、年長児のママ、サンキュ!STYLEライターのchocoです。
やってもやっても終わらない家事。今回は、こどもたちが小さい頃から取り組んできたわが家の「家事育」をご紹介します。
ママはどんな人?
確か、長女が年長だったある時のこと。
話の流れで「ママはどんな人?」と聞いてみたことがあるんです。しばらく考えたあと、長女は「おうちのことをするひと」と答えたんです。
長女の中では「ママは家のことをする人」と認識されているんだ、となぜか少しショックでした。
でも実際、共働きで夫も家事には協力的でしたが、割合でいうとほとんどの家事は私がしていました。
これをきっかけとして、家事について話してみようと思いました。
家事はだれの仕事?
こどもたちとまず「家事」とは何かを話しました。
「家事」とは暮らしていく中で必ずしないといけないこと。
ごはんを作ったり、洗濯物を干したり、掃除機をかけたりすることで、それは家族みんなでするものだよ。
みんなで暮らしている家だから、みんなで協力してやろうねと言葉を探しながら話しました。
理解できているかはわかりませんでしたが、繰り返しこのような話をしました。
できることからはじめる
まずは「家事はみんなでする」意識をつけようと、テーブルを拭く、食べたあとの食器を下げるなど簡単なことから始めました。
ゴミ袋を集積所に持って行ったときに、ご近所さんに出会って褒められたらしく、喜んで帰ってきたこともありました。
そして、少しずつ出来ることを増やしていきました。
お風呂掃除など難しいことはいっしょにしながら、ここはこうするんだよ、ここが汚れやすいから気を付けて洗ってね、と具体的に伝えました。
きちんとできていなくても、後からやり直すことになってもOK!
まずはやってみることを目的に進めていくと、だんだんコツを掴んで要領よく出来るようになっていきました。
夏休みは家事力アップのチャンス
今年の夏休みには、出勤前でバタバタする朝の家事のほとんどを、長女と次女がしてくれました。
やることをメモ帳に書き出し、自分たちで話し合い分担してやってくれました。
長女は料理をがんばりたい!と夕飯の献立を一緒に考え、買い物に行って、調理して、と毎日するうちにかなり腕前が上がりました。
特に今は、ステイホームでおうち時間がたくさんあるので、取り組みやすいですね。
休日の家事ルーティン
最近の休日は朝食を済ませた後、ダラダラしたいのをグッとこらえて「さぁ!お母さんは今からお風呂掃除をするけど、みんなは何する?」と聞きます。
「じゃあ掃除機かける!」「わたしは床拭きしようかな!」とそれぞれやり始めます。もちろん夫も動き出します。
末っ子は時々「え~やりたくないなぁ」なんて言いますが「じゃあ、お母さんといっしょなら出来る?」と提案してみます。
やりはじめるとスイッチが入って、しっかり最後までやってくれるんですよね。
大人と同じで気が乗らないときもあるだろうと、無理強いはせず、寄り添いながら様子をみています。
家事スキル
家事は生活していく上で欠かせないものですよね。
「家事はみんなでするもの」を理解してもらおうと、小さい頃から何度も話し続け、分担表を作ったり、ポイント制を導入したりと試行錯誤してきました。
その結果、子どもたちの中で家事はやってもらうのが当たり前じゃない、自分たちでやるんだ、という意識はしっかり染みついたようで、家事力も着実に身についています。
これからもそれぞれのペースを見守りながら「家事育」を続けていきたいと思います。
記事を書いたのは・・・choco
10歳、7歳の女の子、5歳の男の子のママ。ものを減らしてシンプルに暮らす工夫、整理収納のコツをご紹介。