腰痛になって実感!ゴールデンゾーンに収納すると体にも優しい

2021/09/15
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片づけに悩みすぎて資格を取った整理収納アドバイザー & サンキュ!STYLEライターのkeikoです。

お家は毎日の「くらしのもと」。
くらしのもとから整えて、毎日をいごこち良く暮らすのに役立つ記事を発信していきたいと思います。

かがんで靴を履けない、洗濯物もかけられないくらいの腰痛になったとき、実感したのは、ゴールデンゾーンにしまうって大事だということです。

腕を動かせる範囲のモノしか動かせない、そんな時に役に立った「収納のゴールデンゾーン」についてご紹介していきます。

腰痛!かがめない、背をそらせない、家事をするのに一苦労

先日、腰痛になってしまいました。部屋の模様替えをしたのでそれが原因かと思いますが…

「かがむのが辛く、靴を履くのも一苦労」「背をそらして上に腕を上げづらく、洗濯物が干しにくい」という事態になり、家事をするのがとても大変なことになってしましました。

辛うじて大丈夫なのは体をまっすぐにして、腕を横に動かすくらいです。
そんなとき、ゴールデンゾーンによく使うものを収納しておくのは大事!とあらためて思いました。

ゴールデンゾーンとは?

ゴールデンゾーンとは、立った時の目線から腰のあたりです。ちょうど腰の痛い私が使える範囲です。

この範囲に一番使うものを収納しておくと、取り出しやすく元に戻しやすいのです。

例えば、食器棚で考えてみると、毎日ご飯茶碗やお椀を使う方ならこの範囲にしまうと使いやすい、ということになります。私もよく使う食器はこの範囲に置いています。

使いやすい順番は、1番ゴールデンゾーン(目線から腰)、2番下段(腰から下)、3番上段(目線から上)、となります。

使う頻度が高いものを、1番のゴールデンゾーンへしまいます。次に使うくらいかなというものは下へ、比較的使う頻度は少ないものは上へと収納していきます。でも、重いものの場合は、上では危ないので下に置いてくださいね。

2番目3番目の順番はなぜかというと、2番目の下段は見下ろせること、しゃがめば取り出せる位置であるのに対し、3番目の上段は踏み台に乗らないと上にあるものを見づらい、手を上げなければならず取り出しにくいという理由です。

これにモノを取り出すまでの動作を減らす、収納場所までの動線が短い、などが加わればさらに使いやすくなります。

乳幼児のいらっしゃるご家庭では、手の届きやすい場所にあたるところ=小さな子にとってのゴールデンゾーンには危険なものを置かないという事故防止にご注意を。

未来の、年を重ねた自分にも優しい

今回、収納のゴールデンゾーンという事を紹介しました。手の動かせる範囲に便利な収納にしておくという事は、未来の年を重ねた自分にも優しいということではないかと思いました。

かがめない、背を反らせないという今回の腰痛に見舞われてみて実感したことは、これは今後もいつでも起きることだということです。

体の不調は思いもよらぬ時にやってきました。それを少しでも楽にする工夫はしておいた方が、未来の自分のためにもにいいかもしれません。

◆この記事を書いたのは…keiko
くらしのもとから整える!美大出身の整理収納アドバイザー。いごこちよい暮らしへの提案を発信します。

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