お片付けの鉄則!まず買いに行く人は注意!収納用品を先に買わないで!
北欧式&整理収納アドバイザー兼サンキュ!STYLEライター m_homeです。
散らかった部屋や場所を片づけるために行いがちなこと。それは収納用品を買ってくることです。ちょっと待ってください!!収納用品は最後に買うのが鉄則です。今日はその理由と買うタイミングについてご説明します。
収納用品を先に用意するとどうしてダメなの?
みなさんはお部屋を片付けるときに、まずは何をしますか?散らかるモノを片付けようと100円ショップなどに向かい収納用品を買っていませんか?
収納用品を先に買ってしまうと、単純な計算で考えても散らかるモノ+収納用品でさらにモノが増えてしまいます。床に散らばるモノを買ってきた収納用品に入れてしまえば一見お部屋には空間ができ片付いたようになりますね。
でも、実はそれは床から収納用品の中にモノが移動しただけの状態なんです。
その時は片付いたように見えるのですが、時間がたてば元通りまた散らかってしまうことがほとんどです。
また、収納用品を買いに行くとき、まだ部屋は片付いていない状態ですので、実際のモノの総量を把握できていません。片付いていないため空間スペースの把握もだいたいでしかわかっていないことも。よくあるサイズ間違いや買いすぎを引き起こしてしまいます。
では何から行えばいいのか?
お部屋を片づけるために何から始めれば良いでしょう?それは「整理」です。整理にも順序があります。一度に広範囲に取り組んでしまうと、思ってるより多くのモノの量に、集中力が切れたり、時間が足りなくなったりと、最後までできないこともよくあります。
以下のことを参考に取り組んでみましょう。整理収納のやり方の基本は同じですが、範囲によって臨機応変さが必要な場合もありますので、気を付けましょう。
●整理収納方法の基本のやり方
1.片づけたい箇所を決める
2.箇所を決めたら中の物を全部出す
3.その箇所に必要な物・不要な物(ゴミ、使わない物)に分ける
4.使いやすさを考えて収納する
収納用品を買いに行くときの注意
整理が終わり、必要な物を戻すときに最後に収納用品が必要になりましたね。
「さぁ、買いに行くぞ」と収納用品を買いに出かけたいところですね。しかし、ここでも気を付けてほしいことがあります。それは収納用品のサイズです。収納スペースや収納したい物がきちんと収まるように、正確なサイズを測ってから行くのが鉄則です。
なんとなく入るかな?で買ってきてしまうと、小さすぎて収納したい物が入りきらなかったり、逆に大きすぎて収納用品が収納スペースに入らなかったり、ということもありますので、計測は必ず行ってから向かいましょう。
まずは代用品でもOK!
いざ収納用品を選ぶとしても、たくさんありすぎて何を買ってよいのかわからない…
よくありますよね。最近では本当に収納用品の種類も豊富で迷ってしまいます。
早くお片付けを完了させたいところですが、欲しい収納用品やスペースに合った収納用品を探すのに時間がかかったりすることもあるでしょう。
しかし、慌てて買ってしまうと失敗する確率も上がってしまいます。
お家にある紙袋を利用したり、空き缶、箱などで代用したり、細かなものでなければそのまま直置きでも大丈夫。とりあえずは生活してみましょう。自由自在に変えられる紙袋がおススメです。
いざお片付けをしたところで、実際に使ったみると、こっちの方が使いやすいなとか、これはやっぱり要らないな、など使い勝手により変化することもあります。
ですので、見直した箇所に使ったら戻す習慣や使い勝手を確認しながら、しばらく仮生活をし、その間に店舗に下見に行ったり、インターネットやSNSで調べたり、プロに相談したりしてゆっくりスペースに合った収納用品を選んでくださいね。