詰めこみ注意！家も予定も隙間が大事！時間と片付けのプロが教える隙間の効果

整理収納コンサルタント・時間マネジメントコーチとして活動している、サンキュ！STYLEライターのm_homeです。

お片づけのプロとして、そして時間のコーチとして、部屋の片づけと、時間管理に共通する点から今日は気を付けるべき点3つをお伝えいたします。

【ポイント1】時間の隙間を確保する。一日の予定、詰め込み過ぎていませんか？

散らかるお部屋にお悩みの方の中が、よくお話しされること、それは…
「片付けをする時間がありません。」
とおっしゃられます。
どうして時間がないのでしょうか？そのせいで、片づけられないのでしょうか？
片付けたいとき、確かに片づけるための時間がいります。
では、そのための時間を確保しようとしていますか？
時間が足りない方はついでの時に片づける習慣を身につけることで、キープできることもあります。
片づけようという気持ちの優先順位を上にあげていますか？
まず、時間を作りたいなら、１日の時間を見直して、予定を詰め込んでいないか、今いちど、振り返ってみましょう。
その友人とのランチは、本当に必要ですか？
日用品、食材の買い出しは毎日行く必要がありますか？
スマホをダラダラ見てしまってはいませんか？
時間を作るために、今の行動を振り返ってみてくださいね。

【ポイント２】収納スペースの隙間を確保する。あなたのおウチの収納場所に余白はありますか？

片付かない原因はなんでしょう？
「どうして散らかってしまうの…」
と、お悩みの人はたくさんいらっしゃいます。
そんな方は、お部屋の中をよく観察してみてください。あちらこちらにヒントが落ちていますよ。
キッチンの収納スペースに買い置きのカレーやシチューのルウ、特売で買った醬油、レトルトのミートソースなど、収納用品がはみ出すほど買い為めしてきてはいませんか？
リビングのキャビネットのファイルケースの隙間の余白に、不要な書類をそのまま差し込んではいませんか？
収納スペースには余白があるほうが、見た目も美しく、そして出し入れしやすいので使いやすいです。それは日常の私たちのストレスを溜めません。
一度、あたりを見渡して、隙間に詰め込んでいるモノがあれば、取り除いてそれは必要かどうか判断してみてください。詰め込むのではなく、適正量を守り、余白を作ることが暮らしやすさにつながってきます。

【ポイント3】それぞれの隙間の効果。心の隙間となり、ゆとりを生む。

ポイント1、2では、時間管理も収納も、隙間(余白)を作ることが大切だということをお伝えしました。暮らしやすさは、自分らしくあることにつながります。そしてまた自分を大切にすることは、暮らしを大切にすることで、叶えられます。
窮屈な隙間を埋めて、忙しい毎日をこなすより、ゆとりのあるスケジュールで、暮らしを楽しむゆとりを持つことが、あなたを幸せにしてくれます。
また家の中の暮らしを整える一つとして、モノとの付き合い方も上手になるために、隙間に詰め込むのではなく、余白を意識した適度なモノを大切に扱い、余白たっぷりの収納スペースで、スッキリと整えられた環境で使いやすく、ストレスのない暮らしを送ることができます。二つの隙間を作り、心にも隙間を作り、ゆとりのある豊かな暮らしにしていけるといいですね。