完全ワンオペ3人育児の母ダウン!3日間寝込んでも家が全く荒れなかった理由
わんぱく三兄弟の子育てに奮闘中、サンキュ!STYLEライターせのお愛です。
ワンオペ育児中の夏休みに、私が3日間高熱で寝込むという、完全に「詰んだ」状況になってしまったわが家。それでも家は荒れなかったし、家事も全く溜まっていませんでした。一体なぜなのか、その理由を考えてみました。
最大の理由は「毎日の家事シェア」
夫は単身赴任中、両実家は頼れない。そんな状況で3日間寝込んでも家はキレイなまま、洗い物も洗濯物も溜まっていないなんて、嘘みたいな話ですよね。何年か前のわが家なら、きっと盛大に荒れていたと思います。
そうならなかった最大の理由は、「普段から家事をシェアしていたから」。それも「時々」ではなく「毎日」、というのが大きかったと思います。
毎日していることなので、私が改めて教える必要がなく、安心して任せられたんですよね。しんどい中、家事の心配をしなくても良いのは、とても有難かったです。
子ども達がしている家事
子ども達が毎日している家事、毎日ではないけどできる家事は、小さなことも含めると次のとおり。3人で分担してもらっていますよ。
【毎日の家事】朝夕のカーテン開け閉め/ゴミ出し/食事の配膳/食べた食器を下げる/トイレ掃除/お風呂の水切り/フローリングワイパー/洗濯(スタートを押すまで)/ラグのコロコロ/オモチャやゲームの片づけ
【できる家事】洗濯物を干す、取り込む、畳む、しまう/簡単なおかずをつくる/ご飯を炊く/食器洗い/掃除機/お風呂掃除/スーパーでの買い物
掃除、洗濯、片づけなど、料理以外は私がいなくても全く問題なし!
負担が大きくなる家事は外注一択!
唯一心配だったのは「食事」です。長男と次男は簡単なおかずならつくれますし、ご飯も炊けるので、お願いすることはできたと思います。
でも、つくるとなると時間もかかるし、フライパンやまな板など洗い物も増える。後片づけも大変です。ただでさえ、いつもより家事の負担が増えるので、食事は外注することにしました。
3人ともスーパーで買い物ができるので、お弁当やお惣菜を買ってきてもらっていましたよ。デリバリーも利用しました。ゴミは増えてしまいましたが、準備や後片づけの手間、子ども達の負担を考えると、最善だったと思います。
「名もなき家事」もシェアできていた
3日間寝込んで、4日目に久しぶりにキッチンに立ったのですが、その時の驚きといったら!洗い物が全く溜まっていなかったのです。それどころか、洗った食器をきちんと食器棚に戻してくれていました。
1番驚いたのは、お弁当のゴミやペットボトルを、キレイに洗って、分別して捨てていたこと!これには感動すら覚えました。さらに、ゴミを集めて出し、新しいゴミ袋をセットしてくれていました。神ですかね。
こういう「名もなき家事」って、溜まると意外と大変なんですよね。洗った食器を戻す、トレーをキレイに洗ってから捨てる、ペットボトルのラベルを剥がす、ゴミ袋をセットする・・・。
「名もなき家事」は、ついお母さんばかりが負担してしまいがち。でも、いざという時に「お母さんしか知らないこと」が多いと、結局は自分も家族も困ってしまいます。
細かい家事が多いですが、日頃から口うるさく・・・、いや、シェアしていて本当に良かった!とても助かりましたし、改めて子ども達に感謝しました。
子育ての最終目標を意識する
私の子育ての最終目標は、子ども達が自分の力で生きていけるようになること。そして、もし家族ができたなら、めいっぱい幸せな家庭を築いてほしいということ。
まずは自分のことは自分でできるように。そして将来、家事や育児を、当たり前にパートナーと一緒にできる人になってほしい。
そう思い始めてから、家事を全て私一人でやろうとせず、「生きる力」としてシェアするようになりました。少しずつ家事をシェアし始めて約6年。今回私がダウンしたことで、子ども達にその力がついてきていると分かって、とても嬉しくなりました。
子育てのこととなると熱くなりすぎて、つい長くなってしまいますね。長々と読んでいただき、ありがとうございました。
■この記事を書いたのは・・・せのお愛
〈整理収納アドバイザー ・クリンネスト1級〉
わんぱく三兄弟の子育てに奮闘中。
お母さんも家族も機嫌よく過ごせる暮らしのヒントを発信しています。