40代で手放したいこと

【揺れる40代】幸せに生きるために手放したい4つのこと

2023/10/21
  • お片づけ×お掃除のプロで、男の子3人のママ。毎日の家事がラクになる暮らしのヒントを発信中。 もっと見る>>

サンキュ!STYLEライター、せのお愛です。

心身ともに変化を感じ始める40代。「こんなふうに生きたい」と思う気持ちと、簡単には変われない現実との間を行ったりきたり。
これからの人生をもっとラクに、幸せに生きるために、手放したい4つのことをお伝えします。

幸せやつらさを人と比べること

幸せやつらさを人と比べない

「隣の芝生は青い」とはよく言ったもので、他人のものほど良く見えがち。幸せそうな人と自分を比べては、羨ましくなったりモヤモヤしたり。

でも考えてみると、今の自分だってちゃんと幸せなんですよね。幸せに優劣はありません。どちらが幸せかなんて、比べる必要はなかったのです。

つらさだって同じ。「もっと大変な人はいるから。」と、無理して頑張らなくてもいい。「つらい!しんどい!」と弱音を吐いてもいい。自分のつらさを否定しなくなったら、心がラクになりました。

無理して続けること

心が疲れることに時間を使わない

本当はやりたくないのに続けていること、ありませんか。40歳を過ぎて、残りの人生を考えたとき、「心が疲れることに時間を使うのはもったいない。限られた時間なら、好きなことや大切な人のために使いたい。」と思うようになりました。

もちろん、社会的責任が伴うなど、やらなければいけないことはあります。だからこそ、自分で選べるなら、しんどいと感じることは無理してやらないと決めました。

苦手な人と会うこと、無理して周りに合わせること、常に前向きで上昇志向をもつこと。心が疲れることを少しずつ手放したら、心がふわっと軽くなりました。

多くを望むこと

今ある幸せに気づくこと

「足るを知る」。古代中国の思想家、老子の言葉です。今、目の前にあるものに目を向け、自分が持っているものに満足すること。ないものに目を向けるのではなく、あるものに感謝すること。

「人と比べない」にも繋がりますが、上を見ればキリがありません。大切なのは、今あるものの大切さ、有り難さに気づくことです。

住む家があって、家族や友人がいて、食べ物にも困らず、健康に暮らせている。当たり前に感じる毎日がどんなに幸せなことか。多くを望まず、今の幸せに気づける人でありたいと思っています。

正しさを振りかざすこと

木製のテーブルの上の正義の鱗
seb_ra/gettyimages

20~30代のころは、ものごとに白黒つけないと気がすまない性格でした。間違っていることは許せなかったし、正そうとしていました。

でも、正義は時に人を傷つけます。特に、子育てではそういう場面が多かったように思います。正しいだけでは、どうにもならないことってあるんですよね。頭では理解していても、正しさを押し付けられると心がしんどい。

正しさや正義は人それぞれ。自分にとっては正しいことでも、そう感じない人もいます。「そういう考えもあるんだな。」と認める。正しさを押し付けず、「まぁ、いいか。」と思えたほうが、相手も自分もラクでした。

「私は私!」手放せない自分も認めてあげる

そうは言っても、なかなかすぐには手放せませんよね。私も、常にぐらぐら揺れています。それでも、最近やっとそんな自分も認めてあげられるようになりました。

私は私!自分の幸せは自分で決める。ゆっくり、少しずつ手放していこうと思います。


■この記事を書いたのは・・・せのお愛
〈整理収納アドバイザー ・クリンネスト1級〉
わんぱく三兄弟の子育てに奮闘中の40代ママ。
自分も家族も機嫌よく過ごせる暮らしのヒントを発信しています。

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