【秋掃除】今やるほうが断然ラク!寒くなる前に終わらせたいキッチン掃除
クリンネスト1級のお掃除スペシャリスト、サンキュ!STYLEライターせのお愛です。
キッチン掃除の中でも、ダントツで面倒くさいのが換気扇の掃除ですよね。でも、気温が低くなる前の今なら、大変な思いをしなくても汚れを落とせるんです。
換気扇の油汚れは寒くなる前が勝負!
換気扇は年末の大掃除で、というかたも多いと思いますが、どうせやるなら、寒くなる前にやるほうが断然ラク!気温が下がると油がカチカチに固まって、落とすのはかなり大変です。
今はまだ日中の気温が高いので、洗剤で油汚れがゆるみやすく、少しの力で落とせます。年末に長時間かけてゴシゴシ掃除するより、時間も労力もぐっと少なくすみますよ。
ラクに汚れを落とすポイントは「時間」
ラクに汚れを落とすためには、気温が高い時期に掃除すること=「温度」が大切ですが、もう1つポイントがあります。それは「時間」です。
洗剤をかけてすぐに、ゴシゴシ擦って汚れを落とそうとしていませんか?大切なのは、洗剤が油汚れと反応するまで待つこと。洗剤の力を最大限に発揮するために、時間を置くことです。
洗剤の種類にもよりますが、20分ほど時間を置けば、力任せに擦らなくても汚れを落とせますよ。(使う洗剤の使用方法に従ってくださいね。)
しつこい油汚れには浸け置き
しつこい油汚れには、浸け置きが効率的です。約50℃のお湯に洗剤を入れて、換気扇ごとドボン。「温度」と「時間」で汚れを浮かせます。ゴミ袋を二重にしてその中で浸け置きすれば、シンクが汚れないのでおすすめですよ。
あまり長く時間を置くと温度が下がってしまうので、15~20分ほどが目安です。時間を置いたら、ブラシやスポンジで擦り洗い。ファンの細かい溝には、歯ブラシやハケが便利ですよ。
お湯を流すついでに排水口も
排水口の油汚れも、やはり気温が下がると固まりやすくなってしまいます。浸け置きに使ったお湯を流すついでに、一緒にキレイにしてしまいましょう。
換気扇の掃除に使った歯ブラシで、チャチャッと擦るだけでOK!面倒に感じる排水口の掃除も、ついでにしてしまえば5分もかかりませんよ。
60℃以上のお湯を排水口に流すと配水管をいためる場合があるので、温度には注意してくださいね。
油汚れがゆるんでいる今の時期は、換気扇掃除を終わらせるチャンス!今のうちにしてしまえば、年末の大掃除がラクになりますよ。寒くなる前に、ちょこっとだけ頑張ってみませんか。
■この記事を書いたのは・・・せのお愛
お片づけ×お掃除で、お母さんも家族も機嫌よく過ごせるお家のヒントを発信。
整理収納アドバイザー、クリンネスト1級の資格を保有。