完璧主義な人ほど片付けが苦手なわけとその解決方法

2021/09/17
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転勤族で賃貸マンションに住む整理収納アドバイザーでサンキュ!STYLEライターの結です。

私はもともと、何でもきっちりこなさないと気が済まない完璧主義なタイプでした。しかし出産後、全く思い通りにならない育児を目の前に苦しみ葛藤したことで、そんな自分を認識でき、育児もグッと楽になり家も整うようになりました。

そんな私のような完璧主義な人の片付けがうまくいかない理由と、その改善策をお伝えします。

完璧主義な人の特徴

・他人の評価が気になる
・失敗が怖い
・妥協ができない
・理想が高い
・他人にも完璧を求める

こういった特徴がありますが、これが悪いというわけではなく長所でもあります。良く言えば向上心があり、細かいことによく気がつきミスも少ないので、周りからの信頼感も得やすいのです。

何故完璧主義だと片付かないのか

完璧主義であるがゆえに短所となるのが、いろいろ考えすぎて完璧を求めた結果、行動にうつせないことです。完璧にできる!と確信するまで動けないので、動き出すまでにとても時間がかかります。

また、他人にも完璧を求めるところがあるので、自分の片付けよりも家族の行動が気になり口を出してしまった結果、険悪になったりストレスを抱えることで、片付けという行為がより苦手なものとなってしまうこともあります。

さらに、片付け始めたはいいものの収納などの細かいところに目が行きすぎて、本来の目的を見失ってしまうという傾向も。

片付けの捉え方を変えてみる

片付けは一日で終わるものではありません。生活が続く限り、モノの入れ替えやライフスタイルの変化に伴い、変わりゆくものです。

完璧主義の人は【完璧にいかなければ失敗】と捉えてしまい、試行錯誤が苦手。でも、収納は実際に生活する中で気づく違和感や家族の声を聞き、少しずつ変えていくことでその家の正解を見つけていく作業でもあります。

誰かに見せるものでもないので、また変えればいっかという気軽な気持ちでトライしてみてください。毎日の自分の小さな行動が家の中を変えていくものです。片付けは一度で完璧にできるものではないのです。

完璧主義の人が片付けをするときに心がけること

・片付ける目的を見失わないようにする
・とにかく手を動かして行動してみる
・家族のことはいったん置いておいて自分の片付けに集中する
・70点を目指してみる
・他人と比べるのではなく、昨日の自分や家の状態と比べる

まずは、自分が完璧主義だと気づくことからです。育児も片付けも完璧主義だと苦しいもの。過去の自分からの小さな成長を認めてあげましょう。

この記事を書いたのは…結
転勤族の整理収納アドバイザー
日々の暮らしをもっと楽に、心と時間の余裕をつくれるように、、という想いで発信しています。

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