いくら安いものを選んでもお金が貯まらない3つの理由
金融機関や会計事務所での勤務経験があり、家計管理が大好きなサンキュ!STYLEライターの結です。
お金を貯めるために真っ先にやりがちなのが、【安いものを買うこと】ではないでしょうか。モノを買う基準が値段になってしまうと意外とお金は貯まらない上に危険です。その3つの理由をお伝えします。
1.満たされないから
安いものが本当に欲しいものではない場合、いつまでも気持ちは満たされずキリがなく欲しくなってしまいます。
例えば本当に欲しい1着1万円の服を買っていれば満足できたところが、数千円の服で妥協した場合はいつまでも欲しい服を求めてしまいませんか。
数千円の服の方がいくら1万円に比べて安くても、自分にとってあってもなくてもいいものであれば、それは無駄遣いです。
2.量を買ってしまうから
【1本100円の人参】と【5本で300円の人参】があったらどちらを買いますか?
明らかにお得なのは5本で300円の人参ですが、使いきれず腐らせてしまった場合は100円の支出で済んだところを300円払ったことになり、最大で200円の無駄遣いです。
さらに1本100円の人参が有機野菜で美味しくて栄養もあったのであれば、値段だけで選ぶのが得だとも言い切れませんよね。
3.不要なものを買ってしまうから
宅配サービスを利用しているとスーパーに比べると単価の高いものも多いです。しかし月の家計はスーパーで買うのと変わらないなんてことも。
スーパーでは食材が比較的安く手に入りますが強い意志がない限り、目新しいモノやお得さの際立つポップが目についてしまい、ついつい不要なものまで手が伸びやすいものです。
値段だけで判断しない
3つの理由から、必ずしも安い>高いモノがいいとは限らないことが分かるかと思います。
自分の気持ちや暮らしが満たされ、ストレスなく家計管理をしていけることがお金を貯める秘訣です。安さの裏に隠れた無駄遣いを減らしていきましょう。
◆転勤族の整理収納アドバイザー
金融機関、会計事務所での勤務経験有り。大好評のエクセル家計簿レッスン開催中。
【効率重視でくらしを”楽”に整える♪】をモットーに、効率良くラクに整えて大切な時間を楽しめるくらしをご提案。