子どもが思春期になる前に片づけでやっておいてよかったこと
こんにちは!整理収納アドバイザーでサンキュ!STYLEライターの堀内百恵です。
わが家の子どもは春から中学生と高校生です。思春期に突入してきました。もともと片づけ苦手な子どもたちとの生活は現在進行形で奮闘中ですが、振り返ると小学生の頃に片づけでやっておいてよかったなと思うことがあります。わが家の例を3つご紹介します。
片づけを一緒にしたこと
小学生までは「片づけるよー」というと、しぶしぶでも動いてくれましたが、中学生になると無理!わが家は姉弟で性別が違うこともあり、上の娘が中学生になるタイミングで子ども部屋をそれぞれ分けました。小さい頃とは違い、母が喜ぶから、褒められるから、片づけを楽しんでやろう、なんてことは通じません。片づけの優先順位はぐっと下がり、、そして勉強に部活に自分の楽しみに忙しくて時間がない!
物は増えて部屋が荒れても、自分の物に勝手に触られるのは嫌がります。本人が困っていなければやろうともしません。
母は片づけたいのをぐっと我慢して、散らかりは見て見ぬふり。。。一言二言言いますが、右から左です 笑
テストが終わってひと段落した時や探し物があったり、部屋の模様替えをしたい時に片づけようというタイミングがやってくるようです。
不要な物を捨てて、収納を見直す、片づけの流れを一緒に何回もやってきたので、片づけようと思った時にはどうしたらいいかは分かっているようです。そして、ヘルプが必要な時は声をかけてきます。
一緒にできる時期に片づけるという経験をしておくことで、大きくなっていつもきれいな部屋にはできなくても、いざという時にはできると分かると親は少し安心できます。
家族共有の物の場所を決めておくこと
子どもが大きくなってくると、留守番を頼んだり、帰宅時に親が外出していることも増えてきます。お腹が減ると自分でキッチンに立ち軽食を作ったり、また必要な物は自分で家の中を探しています。家族共有で使っている物の保管場所や在庫を置いている場所を決めておくと、「あれどこ~?」と聞かれることもありません。分からなくて外出中に電話で聞かれても、どこどこにあると伝えるだけで解決します。
家の中にある物の場所を決めておくことで、自分のことは自分でする、手伝いを頼みやすくなるというメリットがあります。母がいなくても家事がまわることが理想ですね。なかなかそこまではいかなくても、家族で家事分担はしやすくなります。
小さい頃の写真を整理しておくこと
わが家はダイニングのキャビネットに家族のアルバムを置いています。今はデータで管理もしていますが、小さい時は幼稚園や学校で購入した写真、頂いた写真などもあり、気に入った写真とともに一年に一冊アルバムにしました。枚数が多い旅行写真などは別アルバムにもしています。子どもが大きくなってきて時間ができたらやろうと思うと膨大な量になります。そして写真整理にかけられる時間もなかなかとれません。記憶が鮮明なうちのほうが誰とどこに行ったか、この写真はどんなイベントの時か、など思い出しやすいです。
また、学校の授業やイベントで使うからと、突然小さい頃の写真をもってきてくださいといわれることがあります。そのような時も目当ての年齢のアルバムを出して選ぶことができています。
写真整理は最初に使うアルバムややり方を決めておくと、後からつけ足していくだけなので楽ですよ。
まとめ
いかがでしたか?
①片づけを一緒にする
②家の中の物の場所を決めておく
③小さい頃の写真整理をしておく
片づけで小学生までにやっておいてよかったこと、参考になれば嬉しいです。
◆記事を書いたのは・・・堀内百恵
3LDKマンション暮らしの整理収納アドバイザー。家族みんなが片付けたくなる、部屋と心が軽くなる快適な暮らし、使いたい物や書類が5秒でみつかる整理収納術をご提案しています。