【子育て】「学校に行きたくない!」不登校になる子が多い2学期、ママが心がけておきたいこと

2021/09/01
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こんにちは。サンキュ!STYLEライターrikaです。

2学期が始まりましたが、9月は不登校になる子が一番多い時期。
うちの息子も中1の時、夏休み明けから不登校になりました。

今日は、子どもが「学校に行きたくない」と言った時に、ママが心がけておきたいことについて書きたいと思います。

ママが言いがちな言葉


毎年この時期になると、
「子どもが2学期から不登校になった」
「行きしぶるようになった」
というママのご相談がとても多くなります。

学校に行きしぶったり行きたくないという子に対しては、なんとか行かせようとして、

「頑張れ!」
「今日は金曜日だし、今日だけ行ったら明日は休みだ!」
「みんな頑張っているし、あなたも頑張れる!」

そんな風に声かけしてるママは多いですが、実はこれらが励ますどころか追い込んでしまっている場合もあります。

「学校に行きたくない」という言葉が出た時にはもうすでに・・・


私も、いつも子どもに激励のつもりで、「頑張れ!」とよく言ってきました。もしかしたら、そんなママは多いのではないでしょうか。

「学校に行きたくない!」と息子が言った時にも、私は「頑張れ!」と言いました。

ですが、忘れてはいけないのは、今、「学校に行きたくない!」という言葉が出ているということは、その言葉を発するまでの間、すでにずっと頑張って登校してきたということ。何も、昨日まで楽しく通学してたのが、今日から急に行きたくなくなった、ということではないのです。

多くの子は、少しずつ疲弊し心の元気がなくなってきます。
そして、長い夏休みを家で過ごした後、また学校生活が始まるのかと途方に暮れ、やっと行きたくないという思いを話してきます。

ママにとっては勇気がいるけれど・・・


だから、子どもがしんどそうなら、

「ゆっくり休もう」

と是非言ってあげてください。

そして、行きしぶる子どもを見ているママも緊張状態で心がとても苦しいと思うので、そんな自分を休ませてあげましょう。

「あなたはよく頑張っているよ」
「しんどかったら休もう」
そんな風に子どもに言うのはとても勇気がいることです。

そう言うことで本当に休むかもしれません。休んでしまうと、このまま不登校になってしまったらどうしようという恐怖もつきまといます。でも、今学校に行きたがらないということは、この先、近い将来いずれ息切れして行けなくなる日が来たかもしれないということ。

でも、逆に、この言葉を言ってあげることで、子どもはまた元気に学校に行き出すこともあるのです。

それはどうしてか?

頑張ってしんどくなったとしても、ママはいつでも休ませてくれるんだという安心感があるから、もうちょっとやってみよう。つらかったら休めるし。そんな風に思えて、また学校に行き始めることもあるのです。

安心はパワーになる!


こう言った方が効果的!という意図で言葉がけをするのではなく、そのままありのままの子どもの状態を受け入れる。
そんな気持ちで、子どもの今までの頑張りと、今行きたくないという気持ちを是非肯定してあげてください。

そしたら、子どもは、ママにわかってもらえている安心感で緊張感がホッと緩みます。さらに、もし学校を休んだとしても、心が元気になればまたパワーがわいてきます。

「学校に行きたくない」という言葉を聞くと、ママも不安になると思いますが、子どもにもママにも必要なのは安心感。

子どもが「行きたくない!」という言葉を発するというのは、それまでもうすでに十分頑張ってきたんだということを思い出して、おうちでは安心感の中で過ごさせてあげてください。
そして、ママも是非、ホッとできる時間を作ってゆっくりしてください。

●記事を書いたのは・・・rika
子どもの不登校を経験。自身の経験からママも子どもも前向きでハッピーになる生き方をブログでも発信しており、2021年2月には出版。第3刷重版となり絶賛発売中!
ママのためのオンラインサロン&スクール運営・講座・セッションなどを開催。
4ヶ月で筋肉をつけながら7kgのダイエットに成功!美容も食べることも大好き!

●Amebaオフィシャルブロガー
●ハッピーママサロン「rika's cafe」主宰
●著書「子どもが不登校になったら読む本ーすべて解決できる"笑顔の処方箋"」

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