「宿題してないから学校に行けない」「遅刻はイヤだから欠席する」真面目で完璧主義な子どもが心配なママへ

2022/03/08
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こんにちは。
ママのためのオンラインサロン&スクールを運営している、サンキュ!STYLEライターのrikaです。
子どもの生真面目さや完璧主義を心配しているママはとても多いです。
今回は、融通のきかない性格で社会や学校でやっていけるのか?と悩んでいるママにに是非読んでいただきたいです。

0・100思考の完璧主義


今までいろんな方にお会いしましたが、真面目な子どもに多いのが『0・100思考』、つまりは『完璧主義』です。

たとえば、

学校は、行くならその日の朝の最初からきちんと行く。
休むなら休む。

授業の途中から遅刻していくとか、早退したりはありえない。したくない。できない。
だから、学校に行けない。

さらに、

宿題は、やるなら完璧に仕上げる。
完璧じゃないなら意味がない。
やれるところまでやって、中途半端にやり残したまま学校に行くなんてありえない。
だから、学校に行けない。

そんな感じで、几帳面で真面目な子はあらゆることに対して0か100かで自分に厳しくしてしまいがちです。

なので、電車に乗り遅れた日は遅刻確定だから学校に行かない。

忘れ物に気づいたら、やはり忘れ物をしていることがわかっている状態で学校に行くとかはあり得ないから行かない。
そして、昨日欠席したため、今日の授業がわからないから行かない。
休んだことで課題がどんどん溜まってしまったから学校に行かない。

そんな感じで学校に行かない日が続き、不登校が始まったという子もいます。

こんな感じで生きていけるのか?


さまざまなことに真面目に向き合い完璧に取り組もうとするので、思うようにならない時にはどうしても極端な結論になりがち。

そんな子どもを見ながら、融通の効かない価値観にイライラしたり辟易しているママはとても多いです。

そして、そんな状態から子どもが不登校になってしまったと相談に来られるママは、

子どものそんな価値観をなんとかしたい!

このままではこの子は社会で生きていけない!

とよくおっしゃいますし、私も思っていました。

大切なのは余裕


そうなると欠点にしか思えない性質ですが、元気にまた再出発している子を見ていると、そんな特性や価値観を持ったまま、それらを強みにして活躍しています。

不登校になった子を見てみても、再スタートをしてうまくいっている子がたくさんいます。

遅刻も早退もするし、課題が終わっていなくても、忘れ物だらけでも、それが行動を制限する理由にはなっていません。

違いは『余裕』です。

完璧主義は強みに変わる!


『余裕』があると、さまざまなことを受け止める『余白』ができるので、自分に『寛容』になれます。
そうすると、捉え方に柔軟性が生まれます。

そして、持ち前の完璧主義は、さまざまな活動や勉強の中でとても生かされます。
やりたい分野の勉強をしっかり突き詰め、それを完璧に落とし込んでいく力や、細部にまで気を配りきちんと仕上げる力など、本来の特性を持ったまま活躍していきます。

大切なことは、心身ともにしっかり充電して、心や思考に『余裕』をつくること。

そうすると、完璧主義をプラスに活かせる自分になります。

なので、子どもが0・100思考でも大丈夫です。

●記事を書いたのは・・・rika
子どもの不登校を経験。自身の経験からママも子どもも前向きでハッピーになる生き方をブログでも発信しており、2021年2月には出版。第4刷増刷となり絶賛発売中!
ママのためのオンラインサロン運営・講座・セッションなど、4年で2,500名以上の方が受講!
4ヶ月で筋肉をつけながら7kgのダイエットに成功!
美容もオシャレも食べることも大好き!

●Amebaオフィシャルブロガー
●ハッピーママサロン「rika's cafe」主宰
●著書「子どもが不登校になったら読む本ーすべて解決できる"笑顔の処方箋"」
●心理カウンセラー

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